『北海道開拓の村』-旧平造材部飯場-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は,山村部から「 旧平造材部飯場(きゅうたいらぞうざいぶはんば)」を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)6月上旬)
「炭焼小屋」を後にして、さらに林の中を進んで行くと前回の炭焼小屋と比べると一段と大きな大きな建物が現れました。
それが今回紹介する「旧平造材部飯場」です。
『 旧平造材部飯場 (説明板より)
この建物は、大正後期に下川村奥名寄の御料林内に建てられた造材飯場を再現した。造材飯場は、伐採や造材の携わった山子や集・運材作業に従事した藪出し、馬追いなどが山中で寝泊まりした小屋である。この飯場には、40人ほどの山子と藪出しが生活し、馬追い飯場は別棟になっていた。 』
『 旧平造材部飯場 (説明板より)
北海道の造材事業は、冬山造材を中心に発展してきた。作業員の宿舎である造材飯場は、請負い事業が完了するまでの1年ないし数年間使用されるだけであった。
飯場の内部は大正末期の状況を再現したもので、寝床、通路、炊事場からなっている。入って右側が山子、左側は藪出しが寝起きする生活の場である。娯楽の少ない山中では、作業を終えると炉を囲み、酒をくみかわすのが楽しみであった。 』
※ 山子(やまこ、あるいはやまご)・・・きこりなど山で働く人のこと。
※ 藪出し(やぶだし)・・・山中に散在している伐採された丸太を山土場へ集める人のことのようです。
※「北海道開拓の村ホームページ」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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