『登山日記・利尻山』-甘露泉水-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、日本最北端の名水「甘露泉水(かんろせんすい)」を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)7月中旬)
只今、利尻島・礼文島へ旅した時のあれこれを綴った「道北の旅Ⅱ」シリーズを連載しているところであります。
その中の「利尻山登山」の様子については、新たに「登山日記・利尻山」シリーズの中で紹介していきますので宜しくお願いいたします。
利尻島にはいくつかの湧水がありますが、その中の一つ「麗峰湧水(れいほうゆうすい)」(後日、改めて「道北の旅Ⅱ」の中で紹介する予定)のように道路沿いにはなく、山の中にあるのです。
利尻山登山道の一つ「鴛泊登山ルート」の入口・利尻北麗野営場から延びる舗装された1本の緩やかな坂道を登って行きます。
やがて未舗装の道に変わり、さらに森の中を進んで行き、3合目付近(標高・約290m:約500m、歩いて10分位、大きな「甘露泉水」の看板あり)の岩の隙間から「甘露泉水」は湧き出しているのです。
山に降った雨水や雪解け水が長い年月(20~30年ほど)をかけてゆっくりと浸み込みろ過されて地表に湧き出した水で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分を豊富に含んでいることで『甘い』風味を醸し出し、その名が付いたそうです。
1985年(昭和60年)に環境省によって「名水百選」に選定されました。
この水は、硬度14.1mgの超軟水で、pH値7.7の弱アルカリで、料理やコーヒー、紅茶、水割りなどにも適しているそうです。
ここを経由して利尻山へ向かうコースの他に、「ポン山(標高444m)」や観光地「姫沼(標高約120mにある人造沼)」へ向かうコースもあります。
※ ウィキペディアフリー百科事典「利尻山 」、「利尻島観光ポータルサイト「りしぷら」」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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