『旧夕張支線の駅を訪ねて』-夕張本町キネマ街道・石炭の歴史村-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
前回まで数回にわたって2019年(平成31年)4月に廃止されました「夕張支線(新夕張駅~夕張駅)」の中の新夕張駅を除く5駅(沼ノ沢駅・南清水沢駅・清水沢駅・鹿ノ谷駅・夕張駅)の様子を紹介してきました。
『旧夕張支線の駅を訪ねて』は前回で終了とさせて頂きましたが、今回はそのおまけ編として「夕張本町キネマ街道・石炭博物館」(夕張市本町)を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)5月中旬)
夕張本町キネマ街道
「夕張」というと、私は何といっても「幸福の黄色いハンカチ」や「映画祭」、「石炭の歴史村」を思い浮かべてしまいます。
旧夕張支線の駅の取材で夕張市を訪問した際に「本町シネマ街道」の案内板を見かけました。
それで、良い機会なので「本町シネマ街道」もじっくり見て行こうと思い取材することにした次第です。
夕張映画祭は、「炭鉱から観光へ」のスローガンを唱えた元夕張市長中田鉄治氏が1990年(平成2年)2月に「ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭」として始まりました。
2006年(平成18年)2月に第17回映画祭が開催されましたが、その後夕張市が財政再建団体となったため自治体の運営による映画祭の休止が決定されました。
2007年(平成19年)2月、休止を惜しむ夕張市民有志らの主催による「ゆうばり応援映画祭」が開催されました。
2008年(平成20年)3月に市民主導による第18回映画祭が開催され、2019年の第29回映画祭をもってこれまでの冬季の開催を終了、2020年からは夏季に開催される予定だそうです。
かつて炭鉱で働く人々で賑わっていた夕張市街地・本町商店街ですが、「映画のある町」ということで映画の絵看板を並べて「ゆうばりキネマ街道」が始まったようです。
石 炭 の 歴 史 村
今年(2019年(平成31年))4月18日に、石炭の歴史村内にある石炭博物館の「模擬坑道」から火災が発生したというニュースがありました。
模擬坑道は、明治時代に使われていた本物の坑道を再利用したもので、私が初めて訪問した時に「本当に地下数十メートルの深い坑道に入った!?」と感じたことを覚えています。
↑上の画像:「石炭の歴史村」の広い敷地の中、山の中腹辺りに以前紹介しました「北の零年 希望の杜」が見えています。
今期の営業開始を前に坑道の補強工事をしていたところ、坑道内の石炭や木材などに引火したのが原因ではないか、と報道されていました。
坑道への注水による消火作業などによって5月13日に夕張市長が火災の鎮火を発表しました。
その後、6月8日から本館及び地下展示室の営業を再開していますが、模擬坑道の見学はできないそうです。
※ フリー百科事典ウィキペディア「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」「石炭の歴史村」「夕張市石炭博物館」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
旧 夕 張 駅 👈 今 回
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