『石北本線駅巡り』-西女満別駅-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「西女満別駅(にしめまんべつえき)」(網走郡大空町女満別本郷)を紹介します。
(訪問日:2016年(平成28年)7月下旬)
前回紹介しました「美幌駅」を後にして、国道39号線を北上します。美幌駅からおよそ8㎞ほど進んだ所にある十字路交差点で右折し、町道に入ります。
道なりにおよそ1㎞ほど進みT字路交差点を過ぎた辺りの左手に本駅が見えてきます。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1947年(昭和22年):鉄道省網走本線の「旭野仮乗降場(あさひのかりじょうこうじょう:旅客のみ取扱い)として開業する。
・1949年(昭和24年):日本国有鉄道に移管される。
・1950年(昭和25年):駅に昇格し、「西女満別駅」と改称し荷物取扱いが開始される。
・1951年(昭和26年):貨物ホームが新設される。
・1961年(昭和36年):新旭川駅-網走駅間が「石北本線」に改称される。
・1963年(昭和38年):業務委託駅になる。
・1983年(昭和58年):荷物扱いが廃止、無人化される。
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される。
・2005年(平成17年):北見駅-本駅-女満別空港でデュアル・モード・ビークルの実証実験を実施する。
1面1線の単式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。
※ デュアル・モード・ビークル( DMV:関連記事はこちら )
列車が走る軌道と自動車が走る道路の双方を走ることのできる車両のこと。日本では、利用の少ない路線のコスト削減をするためにJR北海道が日本除雪機製作所と実用化に向けて共同開発していました。
2004年(平成16年)にマイクロバスを改造した第1次試作車が完成し、日高本線で走行試験が行われました。その後、2005年(平成17年)に第2次試作車が製造され、石北本線で実用化を前提にした走行試験が行われました。
2017年(平成29年)「JR日高線沿線地域の公共交通に関する調査・検討協議会」が設置されました。2018年(平成30年)7月の協議会の会合にて、多額の初期費用や事業者確保の問題から導入断念が決まり、協議会は解散しました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「西 女満別駅」、「デュアル・モード・ビークル」を参考にさせて頂きました。
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