『小樽散歩』ーオタモイ遊園地跡ー
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「オタモイ遊園地跡」(小樽市オタモイ1-20)を紹介します。(訪問日:平成30年(2018年)5月中旬)
「オタモイ遊園地跡」のある「オタモイ海岸」は、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」内で高島岬から塩谷湾までの海岸線の中にあって、小樽市の北西部に位置しています。
近くには赤岩山(371m)や下赤岩山(279m)、大黒岩等があり、「小樽海岸自然探勝路・赤岩オタモイ線歩道」を歩いて巡ることができます。
※ 風切り音や機械音等が入っていますので、音量にご注意ください。
前回紹介しました「唐門」から、さらに急こう配・急カーブが続く林道のような道を海岸へ下りていくと、一気に開け広い駐車場に出ました。
今はだだっ広いだけの駐車場ですが、かつてここには錦鯉が優雅に泳ぐ池やブランコ、滑り台、相撲場等があり、短い期間ではありましたが北海道の一大リゾート地だったそうです。
※ 風切り音や機械音等が入っていますので、音量にご注意ください。
「オタモイ遊園地」は、昭和初期に「割烹 蛇の目」の店主・加藤秋太郎氏が手掛け、昭和11年(1936年)に完成させました。
断崖絶壁に建てられた「龍宮閣」、その他にも「弁天食堂」といった宴会場や食堂等が設けられていました。
特に、海面から33mという所に建てられた「龍宮閣」は、京都の「清水寺」を凌ぐと言われていたそうです。
※ 風切り音や機械音等が入っていますので、音量にご注意ください。
最盛期には一日に数千人の人々でたいへん賑わったそうですが、昭和27年(1952年)に火事により焼失してしまいました。
※ 「当代一を誇った夢の里、オタモイ遊園地跡」説明板より
※ 風切り音や機械音等が入っていますので、音量にご注意ください。
その後、残っていた施設も取り壊され、今は断崖の上の龍宮閣の礎石と遊歩道トンネル・唐門が残っているだけのようです。
※ 風切り音や機械音等が入っていますので、音量にご注意ください。
現在は遊園地跡地に通じる遊歩道で落石や崖の崩落等が起きているため、「オタモイ遊園地跡」の説明板の横に、小樽市により「遊歩道の現状の様子を伝える写真」と「立入禁止」の看板が立てられています。
※ ウィキペディアフリー百科事典「オタモイ遊園地 」、「小樽市ホームページ」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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