『旅・徒然に』-松見大橋・三国峠-

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松見大橋① こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 新年が明けましたが、今年の北海道の冬は今のところ例年並みの気温・降雪量ではないかと思います。

 例年降雪量が多いといわれる我が居住地域も、今のところ例年並みの降雪量で「多くもなく、少なくもない」といったところです。

 この時期は「雪かき・雪はね」といって玄関前や車庫前などに降った雪を除ける作業をしなければ家から外へ出られなくなってしまいます。

 気温が上がれば自然に融けて水になって流れていく雪ですが、この時期の雪は融けずに積もる一方です。

 家の周りは除けた雪を積み上げていくため、日に日にその高さを増していきます。

松見大橋へ 松見大橋へ

 道路にも雪は降ります。降雪がある程度積もると除雪車が町内を走り回り路上の雪を路端に除けて行きます。

 ブルドーザーの様な除雪車ですので、除けた雪はそのまま路端に残ります。

松見大橋へ 松見大橋へ

 「排雪」といってロータリー車(ホンダやヤマハの除雪機のすごく大きなものと思ってください)とダンプカーが来て幹線道路の雪を運んで捨ててくれる場合もあります。

 でも、それは雪がかなり路端に溜った時にしか(シーズンに数回)やってくれません(2車線道路が1車線道路の幅しかなくなったりします)。

松見大橋 松見大橋

 家の前の道路にも除雪車は来て雪を除けてくれます。でも、「雪の山」というおみやげも置いていってくれます。

 路上に踏み固まった雪を削りながら除けていくわけですから、ふわふわの新雪だけとは限りません。

 朝起きて玄関のドアを開けてみると、『大きな雪の塊が玄関前にドンと鎮座している」なんて時も多々あります。

松見大橋 松見大橋

 時にその高さが60~70cm位になる時もあります。それをスコップ等を使って左に右に積み上げて玄関前等のスペースを開けていくわけです。

 その作業には時間と体力を要します。

松見大橋 松見大橋

 ですから、ブログ更新がどうしても遅れ気味になってしまいます。また私事で申し分けありませんが、昨年末に事情により離職し現在失業中です。

 雪除け作業に加えて求職活動やアルバイト探しもしなければならず、ブログ更新がさらに遅れてしまいます。

松見大橋 松見大橋

 このような事情によりブログ更新のペースがこれまで以上に遅くなっておりますことを深くお詫びし、ご了承頂きますようお願い致します。

松見大橋 松見大橋

 前置きが長くなってしまいました、ごめんなさい。

 それでは本題に戻りますが、今回紹介しますのは「松見大橋(まつみおおはし)・三国峠(みくにとうげ)」です。

松見大橋から 松見大橋から

 「松見大橋」は、糠平湖(ぬかびらこ)から国道273号線を北上し「三国峠」の手前ある橋です。

 私は、糠平湖畔にある展望台から「タウシュベツ川橋梁」を見た後、国道273号線(糠平国道)を北上し十勝三股(とかちみつまた)の白樺林を抜け三国峠に向かいました。

松見大橋から 松見大橋から

※ 松見大橋から東側の方角に見える山並み、中央にとんがり山が二つあるのが「おっぱい山」です

 「北海道の屋根」といわれる2000m級の山々が連なる大雪山系の麓、「東大雪」と呼ばれるエリアには壮大な樹海が広がっています。

 その樹海の谷に架かっているのが赤く塗られた「松見大橋」です。

松見大橋から緑深橋を見る 松見大橋から緑深橋を見る

緑深橋 緑深橋から松見大橋を見る

※ 松見大橋を渡って、ヘアピンカーブを曲がった先にある二つ目の橋が「緑深橋」です

 松見大橋は、高さが30m、長さが約330mあります。

 雄大な山々の連なりの中に広がる樹海の緑、そのうえに1本の道・赤い橋が架かり、そして青い空。その眺望は、まさに「天空の快走路」です。

緑深橋から松見大橋を見る 緑深橋から松見大橋を見る

緑深橋から松見大橋を見る 緑深橋から松見大橋を見る

※ 緑深橋の入口辺りの位置から松見大橋を見ています

 この橋の全体をよく見たいと思ったら、さらに上に進んだ所にある「緑深橋」辺りからが良いようです。

 私が訪れた時は、幸いにも天気に恵まれ青空のもと広大な樹海の緑の中を走っている赤い橋の姿に大へん感激しました。

緑深橋から松見大橋を見る 緑深橋から松見大橋を見る①

緑深橋から松見大橋を見る 緑深橋から松見大橋を見る

 糠平湖から三国峠へ向かって行くと、ヘアピンカーブの手前に「松見大橋」、カーブを曲がって「緑深橋(りょくしんばし)」、さらに坂道を上って「三国大橋(みくにおおはし)」の順に橋があります。

緑深橋から松見大橋を見る 緑深橋から松見大橋を見る

※ 緑深橋の出口辺りの位置から松見大橋を見ています

 「三国トンネル(1152.5m)」の手前に「三国峠」の展望エリアとパーキングエリアがあります。

 三国峠は、北海道の国道で一番高い所にある峠(標高1139m)です。

 エリア内にはソフトクリームや軽食等が食べられる「三国峠カフェ」やトイレ(冬期は閉鎖)もあります。

 残念ですが、三国峠から松見大橋は見えません。

三国峠天望エリア 三国峠天望エリア

三国峠パーキングエリア 三国峠天望エリア

 峠から西方向で一番高く見えているのが糠平湖の西側にある「ウペペサンケ山(1848m)」、他に「東丸山(1666m)」や「丸山(1692m)」、「ニぺソツ山(2013m)」等が見えます。

三国峠の東方向に見える山 三国峠の東方向に見える山

※ 三国峠から東方向に見える山 「おっぱい山」とも呼ばれる「ピリベツ岳」と「西クマネシリ岳」

三国峠天望エリア 三国峠の西方向に見える山

※ 三国峠から西方向に見える山並み

 東側で高く見えているのが「クマネシリ岳(1586m)」と、その右隣りに二つ並んで「おっぱい山」とも呼ばれている「ピリベツ岳(1602m)」と「西クマネシリ岳(1635m)」が見えます。

 そして、少し離れて「南クマネシリ岳(1560m)」も見えます。

三国峠の西方向に見える山 三国峠の西方向に見える山

※ 三国峠から西方向に見える山 「ウペペサンケ山」(左)と「二ぺソツ山」(右)

※ ウィキペディアフリー百科事典「松見大橋」、「三国峠 」、「ウペペサンケ山」、「ピリベツ岳」等を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

タウシュベツ川橋梁  今    回  狩 勝 峠

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