『根室本線駅巡り』-尺別駅-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「尺別駅(しゃくべつえき)」(釧路市音別町尺別)を紹介します。
前回紹介しました「音別駅(おんべつえき)」を後にして、国道38号線を西へ向かいます。
音別駅からおよそ3㎞ほど進むと、交差点で道道361号線と交差します。
その交差点を左折し、道なりに進みますと右側に本駅が見えてきます。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1920年(大正9年):北日本鉱業軽便運炭軌道尺別岐線から尺別炭山間が開業する。その後、国有鉄道の貨物駅として開業する。
・1925年(大正14年):一般貨物の取扱いが開始される。
・1930年(昭和5年):旅客、荷物扱いが開始され、一般駅になる。
・1941年(昭和16年):雄別炭礦尺別炭礦運炭軌道の別線として専用鉄道「尺別炭礦鉄道」敷設工事が開始、本駅構内側線等が改造される。
・1942年(昭和17年):軽便運炭軌道が廃止され、専用鉄道の雄別炭礦尺別炭礦鉄道の運転が開始される。
・1961年(昭和36年):尺別炭礦鉄道が専用鉄道から地方鉄道の尺別鉄道になり、一般旅客扱い及び国鉄との貨物連携輸送が開始される。
・1970年(昭和45年):雄別炭礦尺別鉄道が廃止される。
・1971年(昭和46年):跨線橋が設置される。その後、貨物・荷物の取扱いが廃止され、無人化される。
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される。
・時期不詳:簡易委託化が廃止される。
・2000年(平成12年):釧路駅発芽室駅行き普通列車の脱線事故が発生する(常飲・乗客各1名軽傷を負う)。
・2018年(平成30年):JR北海道が「2019年3月のダイヤ改正で廃止を検討」と釧路市に伝えたと報道される。
2面2線の相対式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。留置線を持ち、ホーム間は跨線橋で連絡しています。
※ ウィキペディアフリー百科事典「尺別駅 」を参考にさせて頂きました。
本駅の近くに2010年(平成22年)に公開された映画「ハナミズキ」のロケ地があります。
歩いて5分程の集落の外れに「主人公:紗枝(新垣結衣)」の家として使われた住宅が残されています。(「ロケ地訪問ブログ」等で多くの方が紹介されていますので、詳しくはそちらをご覧ください)
ご訪問頂きありがとうございました。
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