『旅・徒然に』-流星の滝・銀河の滝-
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今回は、「流星の滝・銀河の滝」(上川郡上川町層雲峡温泉)を紹介します。
旭川市から66㎞大雪山の麓にある層雲峡(そううんきょう)は、石狩川をはさんで約24㎞の柱状節理(ちゅうじょうせつり)※1の断崖絶壁(だんがいぜっぺき)が続きます。また、北海道有数の温泉地でもあります。
アイヌ語の「ソウウンベツ」(滝の多い川)を名の由来とする「層雲峡」は、「白蛇(はくじゃ)の滝」や「岩間の滝」など断崖から流れ落ちる大小様々な滝がいくつもあります。
その中でも、美しい二つの滝が「流星の滝・銀河の滝」で、「日本の滝100選」にその二つの滝で一つとして選ばれました。
その二つの滝は、仲良く寄りそって落ちていることから「夫婦滝」の別名もあります。
「流星の滝」(駐車場入口から先に見える方)は、水量が多く90mの断崖を太く力強く一気に流れ落ちる様子から「雄滝(おだき)」とも呼ばれています。
「銀河の滝」(駐車場の奥へ行くと見える方)は、糸を引くように120mの断崖を優雅な姿で末広がりに流れ落ちる様子から「雌滝(めだき)」とも呼ばれています。
駐車場からこの二つの滝を同時に見ることはできません。滝の対岸の山を20分程登ると、「双瀑台(そうばくだい)」と呼ばれる展望台があります。
そこからは同時に見ることができ、視界が良ければ流星の滝の落ち口の向こうに黒岳も見ることができるそうです。
※ ウィキペディアフリー百科事典「流星の滝・銀河の滝 」「層雲峡」「柱状節理」を参考にさせて頂きました。
※1 柱状節理
主に火成岩(マグマが冷えて冷えて固まった岩石)に見られるもので、規則性のある割れ目をもち、柱状の割れ目がある節理を「柱状節理」といいます。
他に、「板状節理」、「方状節理」、「放射状節理」等があります。「根室車石」(ねむろくるまいし:球状岩体)は、放射状節理であり北海道根室市花咲岬付近に広く分布し、国の天然記念物になっています。
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