『旅・徒然に』-北海道鉄道技術館・館内展示-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は「北海道鉄道技術館・館内展示」(札幌市北5条東13丁目)を紹介し、「北海道鉄道技術館」の最後となります。
これまで北海道鉄道技術館の紹介では、北海道鉄道技術館《屋外展示・概観》・北海道鉄道技術館《屋外展示・C62 3》・北海道鉄道技術館《屋外展示・DMV》・北海道鉄道技術館《屋外展示・D51》と紹介してきました。
こんな信号機を駅や線路等の周辺でよく見かけたものです。でも、いつの間にかパッタリと見かけなくなったことに気づきました。
説明板を読んでその訳が分かりました。明治35年頃から使用されてきました「腕木式信号機」が、平成16年3月で全て電球式の信号機(赤:停止、黄:注意、青:進行)に代わってしまったそうです。
それでは、まず1階フロアです。
中に入ると、右手に「北海道新幹線コーナー」があります。ぞの後ろに「アルファコンチネンタルエクスプレス運転台」、その向かいに「キハ82運転台」があります。
さらに奥には、「ミニSL」、「ミニ除雪車」、「ミニロータリー車」、「ミニDL機関車」が並んで展示されています。他に「エンジンカットモデル」、「パンタグラフ」等もあります。
※ 海峡線を走っていた『快速「海峡」』ヘッドマーク
かつて青函トンネル内の海峡線(愛称:津軽海峡線)を走っていた『快速「海峡」』(ED79型電気機関車+50系客車等、青森から函館駅間)のヘッドマークです。2002年(平成14年)東北新幹線八戸延伸開業による列車体系再編に伴い廃止され、本線から定期普通列車は無くなりました。
「海峡」の他に、「ドラえもん海底列車」が運行されました。アニメ「ドラえもん」とのタイアップ企画で、関連イベントが1998年(平成10年)から2006年(平成18年)まで実施されました。
客車の車体内外にキャラクターのシールが貼られたり、当時の「吉岡海底駅」に「ドラえもん海底ワールド」と名付けられた展示スペースが設けられたりもしました。
※ 「C11 171」ヘッドマーク
北海道標茶町の公園で静態保存されていたが苗穂工場で動態復元工事が行われ、1999年(平成11年)に車籍復活し「SLすずらん号」として留萌本線深川~留萌(後に増毛)間で営業運転されました。
その後、「SL冬の湿原号」として運行(臨時列車:釧路駅~標茶駅間)されています。
※ アルファ・コンチネンタルエクスプレス
昭和60年12月、全国に先駆けキハ56形気動車を改造し完成させた、斬新な苗穂工場製リゾート列車第1弾。
列車愛称に冠した2つのホテルと提携し、札幌~トマム~新得間を平成6年まで運行しました。 (説明板より)
※ ミニSL D51 237号
昭和13年苗穂工場で新製されたD51型蒸気機関車の実物5分の1の模型を、昭和26年10月苗穂工場技能者養成所の生徒が製作しました。
このミニSLは、実物と同じように石炭を焚いて発生させた蒸気圧力で走行できます。
過去に、「さっぽろ雪まつり」や「工場公開」で運行した時に多くの子供達の人気を集めました。 (説明板より)
※ DD14形ロータリー車(1/5模型)
1960年(S35)~1979年(S54)の間に43両製造され、先頭のロータリー付除雪台車を後方のDD14形ディーゼル機関車で推進する構造です。片側運転台・高屋根が特徴の本機も、近年は高性能モーターカーに置き代わってきました。この模型は、当時の空知運転所職員が製作しました。 (説明板より)
※ DD51形ディーゼル機関車(1/5模型)
空知運転所は昭和43年8月EL,DL基地として誕生したが、札幌圏列車の電車化共に役割を終え平成6年11月閉鎖した。
このミニディーゼル機関車は、運転所職員が現在も寝台特急「北斗星」を牽引しているDD51 1148号機を1/5に縮小製作したものである。 (説明板より)
※ DMH17H機関
昭和35年に17Cを基本に騒音振動を軽減するために横型に改良された。
一般急行、特急用として活躍 JR北海道のリゾート列車に使用されている。
主要諸元
形 式 水冷4サイクル横型直列
排気量 16.980ℓ
出 力 180PS/1500DPm (説明板より)
「キハ82運転台」のさらに左手奥に行きますと、「リゾート列車コーナー」や各種ジオラマ模型等も展示されています。
2階フロアに上がりますと、「工場の歴史コーナー」「青函コーナー・運転所コーナー」「SL製造・復元コーナー」「SLコーナー」があります。
懐かしい当時の写真パネルの他に、当時実際に使われていた物や模型などが数多く展示されています。
※ 「北海道鉄道技術館 ホームページ」、ウィキペディアフリー百科事典「海峡線 」、「国鉄C11形蒸気機関車」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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