『登山日記・再び黒岳へ』-黒岳石室-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「黒岳石室(くろだけいしむろ)」として、その様子を紹介します。
前回では、やっとのことで念願の黒岳山頂に立つことができました。
前回の訪問から今回ここに立つまでの長かったことを思い出しつつ、山頂で休憩しながらぐるり360度の眺望を満喫していました。
軽く食事を摂り、山頂まで登ってきた疲れもかなり癒されたので、次の目的地「黒岳石室」を目指してまた歩き始めました。
「黒岳石室は山頂から南西800m、歩いて20~30分程で行ける避難小屋」と他の方のブログ等を見ると書いてありました。でも、私の場合は書いてある数字の1.5~2倍はかかるのが常です。
私は登山初心者なので山の名前も位置もよく知らないため、目の前に見えてる山々が何ていうのかさっぱり分からないのが残念でした。
それでも、行く先に見えている山は、「多分「崚雲岳」と「北鎮岳」、それから「安足間岳」かな?」なんて考えながら歩いていました。
大きめの石がごろごろ転がっている歩き難い道を歩きます。振り向いて見ると黒岳山頂がより小さくなって見えていて、ここまでは割と緩やかな坂道だったことが分かりました。
石がごろごろしている道ばかりかと思えば、このように草が茂り平坦な道の所もあり、歩きやすくホッとして周囲の様子を眺めながら歩き続けました。
道端には、花をつけているこんな植物も見られました。名前は…ちょっと分かりません。
歩き始めた時には遠くに見えていた山々が、少しずつ近づいてきていることを実感できる感じがします(当然と言えば当然ですが…)。
…と思っていたら、今度は急斜面が現れて、しかも石がごろごろしているので油断しているとズルっと足を取られて転びそうになりました。
後ろを振り向くと、先ほどの黒岳山頂もかなり遠くに小さくなって見えました。
それでも頑張って歩いた甲斐があって、眼下に目指す「黒岳石室」が見えてきました。
それまで急だった斜面も徐々に緩やかになり、道端にはいろいろな草花が色とりどりの花を咲かせていました。
私は、やっぱり1時間近くかかってやっと黒岳石室の入口の所に辿り着きました。
標示板には説明書きがされているのですが、長年の風雪により傷んでいるので文字を読み取るのはけっこう大変でした。
黒岳石室の向こうに見えているのは、たぶん「桂月岳(けいげつだけ)」だと思います。
黒岳石室の隣にある「バイオトイレ」です。バイオトイレとは、「水を使わないでオガクズ(木を切った時に出る細かな木くずのような物)を利用して糞尿を処理するトイレ」ということだそうです。
トイレの管理費として任意で一人200円を入れる箱がありました。外見もそうですが、中に入ってみると大変きれいなトイレでした。とはいえ、こんな山の中ですから時期によっては「行列のできるトイレ」になることでしょう。
どんな山でも登山する時には「携帯トイレ」の携行が基本と考えた方が良いでしょうね。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 黒岳」「黒岳石室」等を参考にさせて頂きました。
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