『北海道のダム』-幌別ダム-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「幌別ダム」(登別市川上町308番地60)を紹介します。
幌別ダムは、胆振(いぶり)地方(胆振総合振興局)にあり、「胆振幌別川」の河口2.5㎞の所に造られた工業用水供給専用のダムです。
堤高22.5m、堤頂長366.0m、総貯水容量997.4万㎥のアースダム(中央土質遮水壁土石フィルダム)で1968年(昭和43年)に完成しました。
本ダムによってできた室蘭工業用水池は、「不盡(ふじん)の湖」とも呼ばれています。
「不盡(ふじん)」とは「不尽」「無尽蔵」の意味で、「水が尽きない湖」ということになります。
ダム堤体下を走る道道327号線沿いに「川上公園」があります。
道道327号線の道路北側には、上の画像のような水路が見れます。
さらに北へ行くと「川上自然公園」が湖の絶好のビューポイントで、深い原生林が静かな湖面に写る神秘的な姿が眺望できます。
その反対側、道道327号線の道路を挟んで南側には、上の画像のように道央自動車道の高架が走っています。
胆振幌別川に沿ってさらに道道327号線を進むと「登別市ネイチャーセンター」があります。
また、右岸の林の中に見えているお城の天守閣のような建物は、「登別市郷土資料館」です。
そして、南側を流れる川の岸辺に「お城の天守閣」のような形をした建物(郷土資料館)が見えました。
登別市ネイチャーセンターは、かつて「幌別鉱山」で栄えた鉱山町にあり旧鉱山小中学校の施設を利用して建設され、NPO法人が運営する「自然体験学習施設」です。
「川上公園」から少し北へ進んだ所に、「室蘭地区工業用水道管理事務所」の建物があります。
興味はあったのですが今回は時間がなく立ち寄ることができませんでした。また機会をつくり訪れてみたいと思っています。
さらに北へ進むと「不盡(ふじん)の湖」一番のビューポイント「川上自然公園」があります。
※幌別鉱山・・・1906年(明治39年)に本格的な開発が始まり、魂・銀・銅・硫黄などを産出していました。1920年(大正9年)頃の最盛期には「硫黄の出産量が日本一」だったそうです。
公園の一角には、数艇のボートが収納してある倉庫がありました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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