『宗谷本線駅巡り』-名寄駅-
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今回は、「名寄(なよろ)駅」(名寄市東1条南6丁目1番1号)を紹介します。
前回紹介しました「東風連駅」を後にして、国道40号線を北上します。名寄市街地に入り、「西4条南7交差点」を右折し道なりに進むと駅前に至ります。
名寄市は、北海道北部・上川地方に所属し名寄盆地に位置しています。市名は、アイヌ語の「ナイオロプトゥ」(川・の所・の口)に由来しています。
冬場の冷え込みが厳しく1月(-9.7℃)・2月(-16.3℃)の平均気温が全国の市の中で一番低く、1982年(昭和57年)には-35.7℃を記録しています。
そのため、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストや太陽光が反射して光の柱のように見えるサンピラー現象が見られることもあります。
基幹産業は農業で、もち米の生産量は日本一で、他にアスパラガスやカボチャの生産も盛んです。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1903年(明治36年):北海道官設鉄道天塩線の一般駅として開業する。
・1919年(大正8年):名寄線(後の名寄本線)が開業する。
・1937年(昭和12年):名雨線(後の深名線)が開業する。
・1949年(昭和24年):日本国有鉄道(国鉄)に継承される。
・1986年(昭和61年):荷物扱いが廃止される。
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される。
・1989年(平成元年):名寄本線が廃止される。
・1995年(平成7年):深名線が廃止される。
1面1線の単式ホームと1面2線の島式ホームをもつ2面3線の地上駅です。社員配置駅で、みどりの窓口、自動券売機があります。
※名寄本線・・・宗谷本線から名寄市・名寄駅で分岐し下川町、西興部(にしおこっぺ)村、興部町、紋別市等を経て遠軽町・遠軽駅で石北本線に接続する本線、他に支線もありました。
※深名線・・・函館本線から深川市・深川駅で分岐し、幌加内町を経て名寄市・名寄駅で宗谷本線に接続していました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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