『道東の旅Ⅰ』-野付の千島桜-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「野付の千島桜」(野付郡別海町尾岱沼潮見町220)を紹介します。
前回紹介しました「野付埼灯台」で、今回の「道東の旅」で予定していた訪問先を全て周り終えたので帰路に着くことにしました。
野付湾を挟んで対岸にある尾岱沼(おだいとう)、帰り道でちょっと遠回りをしてその様子を道すがら眺めて帰ろうと思い、国道244号線を南下しました。
尾岱沼の手前の道路沿いで、「別海町指定文化財 野付の千島桜」という看板が目にとまりました。さらにその奥の方に目をやると、花をつけている大きな桜の木が目に飛び込んできました。
即、車を停め寄っていくことにしました。残念ながら花の盛りは少し過ぎてしまっている感じではありますが、まだまだ十分に花を楽しめます。
この「千島桜」は、よく目にする桜の木とはちょっと違いました。木の高さが低く、枝ぶり全体が横に広がっているのです。
帰宅してからネットで調べてみると、「千島桜」はその名の通り千島地方に自生し、高さが低く3mから5m位という特徴があるそうです。
ですから、よく桜の木の下に座ってするお花見には向いていません。でも、小さな子ども達が「花の観察」を間近でするには大へん具合がいいです。
この千島桜は、野付小学校の敷地内にあります。傍にある説明書きによりますと、明治39年頃に小学3年生の子ども達がここに移植したものだということです。
推定樹齢が100年程で別海町の文化財に指定され、チシマザクラとして根室管内では最大、幅は何と日本最大ということです。
今回でこの「道東の旅Ⅰ」シリーズは終了します、ありがとうございました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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