『函館本線(函館~札幌)駅巡り』-函館駅-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
これまでは「函館本線(札幌~函館)駅巡り」として進めてきました。でも、これだと最後の「函館駅」に至るまでに何か月もかかってしまいそうだということにやっと気がつきました。
そこで「函館本線(函館~札幌)駅巡り」として、函館駅から札幌駅に向かって逆方向からも紹介することにしましたので宜しくお願いします。
今回は、「函館駅」(函館市若松町12番13号)を紹介します。
函館駅のある函館市は渡島(おしま)地方にあり、北海道では札幌市、旭川市に次いで第三の人口をもつ都市です。
そして、世界三大夜景に(日本三大夜景にも)入る函館山を初めとして、五稜郭、旧函館区公会堂、函館ハリストス正教会、金森赤レンガ倉庫等の観光名所がたくさんあります。
また、江戸時代には北の要所として「蝦夷奉行所」が置かれ、幕末の頃には「箱館奉行所」を再び設置し日米和親条約によって箱館港が開港、星形要塞「五稜郭」が榎本武揚率いる旧幕府軍が占領し「箱館戦争」が起きる等日本史にも度々登場しています。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1902年(明治35年):北海道鉄道の「函館駅」(初代)が開業する。
・1904年(明治37年):函館駅(二代目)が一般駅として開業し、初代駅は「亀田駅」となる。
・1907年(明治40年):鉄道国有法により国有鉄道の駅になる。
・1909年(明治42年):線路名が「函館本線」となる。
・1915年(大正4年):青函連絡船との接続のため、「待合所と函館桟橋仮乗降場」が設置される。
・1924年(大正13年):函館桟橋連絡待合所を改築し、「函館桟橋駅」として営業開始される。
・1938年(昭和13年):三代目駅舎が失火により全焼する。
・1942年(昭和17年):四代目駅舎ができ、本駅~五稜郭駅間が複線化される。
・1949年(昭和24年):日本国有鉄道法施行により日本国有鉄道(国鉄)に継承される。
・1968年(昭和43年):十勝沖地震により桟橋待合所が被害を受け、桟橋駅が廃止され函館駅に統合される。
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される。
・1988年(昭和63年):青函トンネルが開通し、青函連絡船が廃止される。本駅から五稜郭駅間が電化される。
・2003年(平成15年):五代目駅舎が営業を開始する。
・2016年(平成28年):北海道新幹線が開業する。五稜郭駅を経由して本駅に乗り入れていた江差線が「道南いさりび線」になると共に津軽海峡線の定期旅客列車の運行が終了する。
4面8線の頭端式ホームをもつ地上駅です。駅舎の1階に、みどりの窓口、ツインクルプラザ函館支店、JR線自動券売機、指定席券売機、いさりび鉄道線連絡乗車券用自動券売機、自動改札機、北海道キヨスク等があります。
また、2階には食堂、書店、図書館もあります。
ご訪問頂きありがとうございました。
本 駅 👉 五稜郭駅
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