『道北の旅Ⅰ』-朱鞠内パーキングエリア-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「朱鞠内パーキングエリア」を紹介します。
私のロードマップによると、「母子里(もしり)クリスタルパーク」がある母子里から道道688号線に入り、さらに道道528号線を通って朱鞠内湖畔へ行くことができるようです。
少し遠回りになるようですが、途中に「二重滝」や「夫婦岩」、「宇津内(うつない)湖と雨竜第二ダム」など見所もあるようなので国道275号線から道道688号線を進むことにしました。
※宇津内湖・・・雨竜第二ダムによって堰き止められてできた人造湖。朱鞠内湖の西側にあり南北に細長い形をしています。現在、「蕗(ふき)の台」辺りから雨竜第二ダムに続く道道528号線は通行止めになっています。
しばらくは舗装されたきれいな道路が続いていましたが、やがて曲がりくねった林道の様な未舗装の道路に変わっていきました。
車同士がすれ違うのもやっとというような狭い所もあり、「これって本当に道道なの?」と思ってしまいました。
終いには、草原に二本の車輪の跡らしきものが走っているような道路なのか区別がつき難いものになってしまいました。
途中で道道528号線に分かれていく道路は地図に描かれた通りにありました。地図によると後は一本道のはずなのですが、野原や林が続き道があるのかないのか分からないような所に出てしまいました。
無理をして進退極まるような状況になっても助けも呼べないような所ですので、先へ進むことを諦め来た道を戻ることにしました。
※ピッシリ山・・・北海道百名山の一つで天塩山系の最高峰:1032mです。蕗(ふき)の台からのコースは、釜ヶ淵岳(925m)と熊岳(1025m)など大小10ピークを越えて行かなくてはならないハードなコースらしいです。でも、遮るものがなく大展望が期待できるコースでもあるそうです。
国道275号線をさらに南下して行くと、やがて右手に朱鞠内湖が見えてきました。
湖岸にちょっとした広場があったので立ち寄ってみました。そこは、「発電所の取水口」でした。その一帯は水の流れが速いため、危険を知らせるための看板が立っていました。
朱鞠内パーキングエリアに到着しました、複雑に入り組んだ湖岸が朱鞠内湖の特徴です。
朱鞠内湖は、雨竜第一ダムによって堰き止められてできた人造湖です。戦時中の電力供給を目的に1943年(昭和18年)完成しました。湛水(たんすい)面積では日本一です。また、完成当時は総貯水量でも日本一でした。
※湛水面積・・・常時満水位にあるダム湖の面積のこと。
この地域は日本でも屈指の極寒の地であり、難工事であったことは想像に難くなく、ダムの脇には「殉職者慰霊塔」が建てられています。
ご訪問頂きありがとうございました。
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