『道央の旅Ⅰ』-有くん火口・珠ちゃん火口-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、金比羅火口災害遺構散策路の「有くん火口・珠ちゃん火口」を紹介します。
金比羅火口災害遺構散策路を進み、「やすらぎの家」「木の実橋」「桜ヶ丘団地」と順に見学した後、さらに「有くん火口」と「珠ちゃん火口」を目指して山道を登って行きました。
途中、山道に混じって舗装された道にも出くわしました。それは、噴火や地盤変動などによって寸断された旧国道230号線のものでした。
登っている道の途中で見かけたトンボたちです
入口でもらった「ガイドマップ」を見ると、「珠ちゃん火口」の方が手前(山の下の方)に、「有くん火口」が奥(山の上の方)にあることになっています。
道の所々に展示されている案内板には、噴火当時の「写真」と「その説明」が表示されていました
山道を登っているのですが、途中で「珠ちゃん火口」が見つからず、先に「エメラルドグリーンの有くん火口」への入口に着いてしまいました。
振り向くと「洞爺湖」と「中島」が見えていました 「有くん火口」へ向かう入口です
かつて噴煙を上げていたとは思えない エメラルドグリーンが美しい有くん火口
有くん火口をゆっくりと泳ぐ水鳥たち 有くん火口からの洞爺湖
「珠ちゃん火口は…どこ? おかしいなあ…」「道を間違えたかなぁ…」と思いつつ、有くん火口へ向かいました。
「有くん火口」が目の前に見えている「木の実沢展望台」の展示板
盛んに噴煙を上げているのがかつての「有くん火口」(写真:左)とその後の「有くん火口」「珠ちゃん火口」(写真:右)
珠ちゃん火口を探しながら、さらに上へ上って行きましたが、「有珠山砂防事業概要図」という標示板があるだけで、後は道がさらに奥へ続いていました。
山道をさらに進んで行くと、どうやら「西山山麓火口散策路」方面へ繋がっているようでした。
ガイドマップを再度確認、位置的に言って「珠ちゃん火口」は「有くん火口」よりも下の方にあるはずです。
とすると、「登ってくる途中で見逃してしまった」ということになります。
「珠ちゃん火口」 ついに発見!! 「火口」とは思えませんね…、どう見ても「池」ですよ!
道を引き返し、有くん火口よりも下の方を探して、ついに見つけました。通り道の下方、草の茂みの中にポツンと小さな池のようなものがありました。それが「珠ちゃん火口」でした。
これで、金比羅火口災害遺構散策路を一応見終えたこととして、次回からは「西山山麓火口散策路」へと続きます。
ご訪問頂きありがとうございました。
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