『根室本線駅巡り』-姉別駅-
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今回は、「姉別駅」(厚岸郡浜中町姉別3丁目)です。
本駅から釧路本線は、「浜中町」に入ります。そこで、浜中町について簡単に紹介します。釧路総合振興局の東南部にあり、太平洋に面しています。役場は、霧多布島の霧多布地区にあります。
産業では、酪農、漁業等が盛んです。生産される生乳は高品質で、高級アイスクリームや乳酸菌飲料の原料等にも使われているそうです。また、漁業では昆布が日本有数の生産量だそうです。
面積約3千ha余りの霧多布湿原は、1922年(大正11年)に湿原中心部の高層湿原部が国の天然記念物「霧多布泥炭形成植物群落」に指定されました。
また、1993年(平成5年)にはラムサール条約登録湿地に登録され、2001年(平成13年)には北海道遺産にも指定されています。
観光地としては、霧多布岬、アゼチ岬、酪農展望台、琵琶瀬展望台等があります。また、「ムツゴロウ動物王国」(非公開)も浜中町にあります。一時東京の方へ移転していましたが、その後再び北海道へ戻ってきているそうです。
他に、モンキー・パンチさん原作の漫画「ルパン三世」の主人公・ルパン三世が、ここ「浜中町の出身」という設定になっているそうです。駅の待合所の窓に、ルパン三世のキャラクターが貼ってあった意味が、これで分かりました。
それでは、「姉別駅」の紹介に戻ります。駅名は、アイヌ語の「アネ・ペッ」(細い川)に由来しているそうです。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1919年(大正8年):官設鉄道の一般駅として開業する
・1973年(昭和48年):貨物・荷物取扱いが廃止され、無人化される
・1979年(昭和54年):駅舎が改築される
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される
1面1線の単式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。
浜中駅 👈 本 駅 👉 厚床駅 (クリックすると、その駅が表示されます)
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