『石北本線・金華駅を目指して』-東雲駅-
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今回は、「東雲駅」(川上町字東雲)です。
本駅は、愛別町と上川町の町境辺りに位置しています。国道39号線沿いにあり、緩いカーブを描く道路に沿って防雪柵が設置されています。その柵と柵の間数m開いている所の奥に踏切(遮断機はありません)があり、本駅への通路になっています。
ここで「上川町」について簡単に紹介します。上川町は大雪山の北側から東側にかけての山岳地域にあります。愛別岳、北鎮岳、白雲岳、黒岳、赤岳等2000m級の山々が連なり、石狩川の最上流の地で、またその本川最上部には「大雪ダム」があります。
大雪ダムは、日本第三位の河川・石狩川に建設された特定多目的ダムです。堤高86.5mの中央土質遮水壁型ロックフィルダムで、それによってできた人造湖は、「大雪湖」と呼ばれています。
産業は、肉牛(「大雪高原牛」等)の飼育や酪農等の畜産、畑作農業が中心です。また、大雪山系からの豊富な湧水を利用したニジマスの養殖では生産量・生産金額共に道内一です。さらに、層雲峡や大雪国立公園等の観光地があり、観光産業も盛んです。
尚、詳しくは「上川町ホームページ」をご覧ください。
それでは、本題の「東雲駅」に戻ります。その大まかな成り立ちについてです。
1960年(昭和35年)に日本国有鉄道、旅客のみ取扱いの「東雲仮乗降場」として開業しました。その後、1987年(昭和62年)に国鉄分割民営化によりJR北海道に継承されると共に「駅」に昇格されました。
1面1線の単式ホームを持つ地上駅(無人駅)です。プレハブ小屋を利用した待合室がホームの横にありますが、トイレはありません。
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