『釧網本線駅巡り』-桂台駅-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
今回は、「桂台(かつらだい)駅」(網走市南10条東3丁目)です。
この駅を見つけるのには大へん苦労しました。土地勘のある方ならそんなに分かりにくい場所でもないかもしれません。でも、「網走初心者」の私には大へんでした。地図で見ると、距離にして網走駅から1㎞位の所にあるはずなのに…。
地図には、駅の近くに「網走市役所」の記号。でも、初めての私には「市役所の建物」がどれなのか分かりません。大きな街ですので、大きなビルが立ち並び、それらしい建物を見分けるのは無理です。
その日は、花火大会か何かの催し物が予定されているようで、しかも夕暮れ時、浴衣姿の彼女連れのカップルや家族連れの姿があちこちに見られました。人も交通量も多く、そんな中で同じような所を行ったり来たり。なかなか辿り着けません。
周囲は刻々と暗くなり、万一事故でも起こしたら明日からの予定にも支障をきたします。この日の「ねぐら」もまだ考えてなく、ついにその日は諦めました。そして、「明日、早起きして早朝から探そう!」と切り替えました。
昨日は余裕がなく行けなかった「風呂に入りたい」と思い、地図で「道の駅」を探しました。すると、網走から少し南へ戻ることになりますが「道の駅・メルヘンの丘めまんべつ」、さらにその近くには「女満別農業構造改善センター ひまわり温泉」(☚クリックで、ページが表示されます)と、絶好の所を見つけました。
早速Uターンし「ひまわり温泉」へ向かいました。町営温泉ということで、入浴料もお手頃で、かけ流し温泉で露天風呂や休憩室等もありました。お近くへ行った際には寄ってみてはいかがでしょうか。スマホで検索すると、温泉のサイトを見ることができると思います。
その夜は、温泉に入り、近くのコンビニで夕食を調達し、道の駅でゆっくりと休むことができました。翌朝は、予定通り午前4時頃に起床。洗顔など身支度を整えると、早速「駅探し」に出発しました。思惑通り交通量も少なく、余裕をもって探すことができました。
環境はいいのですが、情報が足りません。車が少ないのは良いけれど人影も少ないのが難点。誰かに尋ねようと思っても人が通りません。やっと見つけ学生さんらしき方に訊くことができました。結果、昨日から何度も何度も通っている道路沿いにあることが分かりました。
「この駅のために何時間費やしたんだろう?」と共に「やっと見つけられた!」という喜びに浸ってしまいました。かくして、桂台駅は私にとって「忘れられない駅」の一つとなりました。
皆さんにとってはどうでもいいようなことを長々と綴ってしまいました、すいません…。肝心の駅の紹介を忘れそうになりました、本題に戻ります。
・1967年(昭和42年):日本国有鉄道(国鉄)「桂台仮乗降場」として旅客のみの扱いで開業される
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承、併せて「桂台駅」に昇格される
・1994年(平成6年):駅舎が改築される
1面1線の単式ホームの地上駅。道路とはガードレールで区切られていて、歩道の脇に駅の入口と待合室があります。待合室から階段で少し下りた所にホームがあります。
ご訪問ありがとうございました。