『宗谷本線駅巡り』-比布(ぴっぷ)駅-
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今回は、「比布(ぴっぷ)駅」(上川郡比布町西町2丁目)です。JRの駅名では珍しいといわれる半濁音の駅名は、アイヌ語の「ピプ・ピピ」(沼あるいは石が多い所の意;近くを石狩川が流れています)が訛って名付けられたとされています。
私が訪れた時には、まだ駅前が整備途中でした。今年9月にグランドオープンしたそうです。
私が、この「比布駅」と聞いて思い出すのは、何と言っても「ピップエレキバンのコマーシャル」です。樹木希林さんと当時の会社の会長さんの2人で、駅標の前で撮られた映像がユーモラスで大へん印象的でした。
そのCMを見て以来ずっと一度は訪れてみたいと思っていましたが、昨年(平成27年)6月で旧駅舎の使用が終了してしまったそうです。しばらくの間、旧駅舎は残っていたそうなのですが、今年に入りとうとう「取り壊されて新しい駅舎が供用される」という話をラジオ番組で偶然耳にしました。
今年の夏までには行こうと思っていた矢先でしたので、すごくショックでした。昨年も近くを通りかかったことはあったのですが、「寄ればよかった!」と「後悔先に立たず…」でした。その後、早々に新駅舎を訪問したという次第です。
1898年(明治31年):北海道官設鉄道天塩線の一般駅として開業する
1912年(大正元年):線名が「宗谷線」に改称される
1919年(大正8年):線名が「宗谷本線」に改称される
1949年(昭和24年):日本国有鉄道に移管される
1984年(昭和59年):簡易委託駅となり無人化される
1987年(昭和62年):JR北海道に移管される
2016年(平成28年):新駅舎の供用が開始される、また、駅舎内に交流スペースを兼ねたカフェがオープンする
相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、跨線橋があります。
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