『登山日記』-駒ヶ岳・その1-
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今年(平成28年)8月中旬、とうとう行ってきました「駒ヶ岳」。
駒ヶ岳は、森町・鹿部町・七飯町にまたがる標高1131mの活火山です。数年前に登った「樽前山」以来の登山(昨年、「手稲山」や「ピンネシリ山」(新十津川町)には登っていましたが…)でした。
森町の方角から眺めた駒ヶ岳
ところで、「駒ヶ岳」と名のついた山は、日本各地(青森県、岩手県、秋田県等など)にあるので、私が登った山は「北海道駒ヶ岳」というのだそうです。ちなみに「駒」は「馬」のこと、つまり山の形が馬の形をしているところから名づけられたというのです。
「う~ん、そうかな~?」「見えなくもないか~」と正直思いましたが、そこはこだわりません。この山は、今も活動しているという「活火山」で、最近では2000年(平成12年)に小噴火が数回と噴煙2000m以上上ったのが数回起きています。
道道43号線の途中から眺めた駒ヶ岳
さらに、2010年(平成22年)に昭和4年火口内で弱い噴気活動等があった後も活動が続いているというので、現在も入山規制が行われています(ちょうど昨日の10月31日で今年の登山期間は終了しました)。
駒ヶ岳は、遠くから見ると他の羊蹄山や斜里岳、羅臼岳等と比べると一風変わった形をしています。だからなのか、場所によって見える姿・形が違って趣がありすごく魅力を感じます。そんなこともあって、かねてから一度は登ってみたいと思っていました。
道道43号線の途中(東大沼辺り)から眺めた駒ヶ岳
駒ヶ岳は、江戸時代に起きた「寛永の大噴火」以前は富士山のような形(成層火山)をしていたそうです。それが、その大噴火によって山頂部が崩壊してしまい、火口原を取り巻く外輪山として「剣が峰」「砂原(さわら)岳」「隅田盛」等ができたということです。(「七飯町ホームページ・駒ヶ岳の歴史」より」)
※ 上の「七飯町のホームページ」をクリックすると、そのページが表示されます。
駒ヶ岳山頂には大まかにピークが三つあります。「剣が峰」(1131m)、「砂原岳」(1113m)、「隅田盛」(892m)です。山頂部分の左右二ヵ所に離れて一段と高く飛び出して見える所が「剣が峰」と「砂原岳」。そして、その部分の色が緑ではなく岩肌の色なんです。そのコントラストも魅力的です。
「大沼」(道道338号線沿い)から眺めた駒ヶ岳
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