『旧国鉄広尾線の駅を訪ねて』-愛国駅-

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愛国駅 こんにちは、ご訪問ありがとうございます。

 今年5月下旬、道東方面へ旅に出た際、「愛国駅」と「幸福駅」にも寄ってきました。そこで今回は、「愛国駅」を紹介しますので、よろしくお願いします。

 

愛国駅 愛国駅

愛国駅 愛国駅

愛国駅 愛国駅

 まずは、「愛国駅」があった「広尾線」について簡単に触れておきたいと思います。「広尾線」は、「JR北海道」となる前、「日本国有鉄道:国鉄」と呼ばれていた頃に、帯広市の帯広駅(根室本線)から分かれて広尾町の広尾駅へ至る路線でした。

愛国駅 愛国駅

愛国駅 愛国駅

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 1929年(昭和4年)に帯広-中札内間が「広尾線」として新たに開業し、「愛国駅」「幸震駅」「中札内駅」が新設されました。その後、広尾線は延伸され、1932年(昭和7年)に「広尾駅」が開業したことで全線が開通することとなりました。

愛国駅 愛国駅

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愛国駅   愛国駅

 1973年(昭和48年)にNHKのテレビ番組で「愛国駅」「幸福駅」が紹介されたことがきっかけとなり、「愛国から幸福へ」のキャッチフレーズで全国的な一大ブームを巻き起こし、乗車券の売上額が数億円にも達しました。

愛国駅 愛国駅

愛国駅 愛国駅

愛国駅 愛国駅

 その頃、私は高校生でその両駅の話題が各局のテレビ番組で取り上げられていたのを覚えています。当時の国鉄は大きな経営赤字を抱えており、広尾線も廃止されることが決まり、1987年(昭和62年)に全線が廃止され、バス路線に転換されました。

愛国駅 愛国駅

愛国駅 蒸気機関車「9600型」大正7年3月28日製造

 その後、およそ30年の歳月が流れました。当時は単式ホーム1面1線の地上駅でしたが、現在は駅舎は記念館として利用され、その周辺は公園として整備されています。お近くをお通りの際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 ご訪問ありがとうございました。

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