『地球岬へ』-絵鞆岬展望台・銀屏風-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
「地球岬へ」の三回目、今回は「絵鞆(えとも)岬展望台・銀屏風(ぎんびょうぶ)」を紹介します。どちらも「室蘭八景」に選ばれています。絵鞆半島を西から東へ向かいながら紹介して行きたいと思いますので宜しくお願いします。
遠くの海上に見えるのが「大黒島」、その左に見えるのが「恵比寿島」です
その半島の西端にあるのが「絵鞆岬」で、内浦湾(噴火湾)から室蘭港への入り口に位置しています。すぐ傍には、「恵比寿(えびす)島」「大黒(だいこく)島」があります。
絵鞆岬からみた大黒島
本輪西町側から見た大黒島
恵比寿島
恵比寿島も大黒島も今は立入り禁止になっているそうです。恵比寿島は、「島」というより浅瀬に置かれた「ちょっと大き目の岩」という感じ(そう思うのは私だけでしょうか?)がしました。大黒島は見る方向によってその感じが変わって見えるようです。
絵鞆岬側から見ると「崖の岩肌」の大黒島、対岸の本輪西町(もとわにしまち)側から見ると「緑の多い」大黒島(向かって左の高台に廃止になった灯台、右方向になだらかな下り斜面で、そこに緑が茂っている)に見えます。
残念ながら海岸の上からは「銀屏風」の断崖絶壁の全貌を見ることはできません
二つの島についてのブログ等を幾つか読んでみましたら、「黒百合咲く大黒島」というキャッチフレーズがあったそうです。でも、「昔は黒百合が多かった」ということで、今はそうでもないらしいです。また、以前は大黒島への遊覧船もあって上陸できたそうです(小学校の「遠足」のコースとしても利用されていたようです)。
ところが、海上から海霧がじんわりと押し寄せてきてしまいました
海霧から逃れるように東へ少し行くと、「ハルカラモイ」です
「絵鞆岬展望台」は住宅街の直ぐ近くにあり、駐車場とトイレも整備されています。展望台からの眺めは素晴らしく、内浦湾、大黒島、銀屏風の断崖絶壁の様子を一望できます。さらに、対岸の方には昭和新山、羊蹄山、有珠山を見ることが(天候にもよりますが)できます。反対側の太平洋の向こうには駒ヶ岳も見ることが(こちらも天候によります…)できます。
ほっと安心するも間もなく、ここにも海霧が押し寄せ始めました
「銀屏風」は絵鞆岬からハルカラモイへ至る内浦湾側にある断崖絶壁の海岸です。幅約1500m、高さ約80mの凝灰岩でできている海食崖で、「夕陽が当たると銀色に輝く」ことからそう呼ばれるようになったそうです。その全貌や美しさを堪能するためには、室蘭港から出ている地球岬周遊の遊覧船を利用して海側から眺めるのが良いそうです。
「ロウソク岩」周辺もご覧の通りです
「ハルカラモイ」から東へ少し行った所で、「マスイチ浜」展望台へ行く途中に「ロウソク岩」と呼ばれている奇岩を見ることができます。
ご訪問ありがとうございました。
母 恋 駅 👈 今 回 👉 ローソク岩・マスイチ浜
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