『石北本線・金華駅を目指して』-旭川四条駅-
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今回紹介する駅は、『旭川四条駅』(旭川市4条通18丁目)です。かつては、旭川電気軌道東川線・旭川4条駅や、旭川市街軌道(路面電車)・4条17丁目路面電車停留所が隣接していました。
・1927年(昭和 2年):旭川電気軌道東川線・旭川4条駅が開業(3月)
旭川電気軌道東川線・旭川4条から旭川間が開業(10月)
・1929年(昭和 4年):旭川市街軌道(路面電車)・4条17丁目路面電車停留所が開業
・1957年(昭和32年):国鉄旭川4条仮乗降場として開業
・1973年(昭和48年):周辺の線路が高架化されたのに合わせて駅に昇格
この駅は、見つけるのに大変苦労しました。なかなか見つからないので、「ひょっとして廃止になったのでは…」と思ったくらいでした。何せ私の持っている地図は発行から5年以上(14年前の道路マップも使ってます、恥ずかしながら…。昔のことを振り返って記事を書く時には、結構重宝することもあるんですよ)経っている物ばかりですから。
その地図によると、前回の「旭川駅から東に1km位行くとカーブがあって北に5百m位上がった所にある」ことを示していました。旭川駅から先はしばらく高架が続いています。その高架を目印に駅を探しますが、市街地ということもあり背の高い建物に遮られて見失うことも多々ありました。
先ほどの「旭川駅から東に1km位行くとカーブがあって北に5百m位上がった所にある」を、かたくなに信じ何回も何回も同じ所をグルグル回りましたが見つかりません。時間ばかりが空しく過ぎていきました。朝が早いため商店も開店前で、人影もほとんど無い状況で尋ねることもできませんでした。
旭川駅程ではないにしても市街地にある駅ですから、結構な大きさ・構えの駅舎を想像し探しましたが、「これだけ探し回っても無いのだから、この際その先入観は捨てよう」と何の先入観も持たない状態にリセットして、鉄道の高架だけを念頭に探してみることにしました。
「まさかこんな細い路地に?」と思うような、車1台がやっと通れるような細い路地を挟んで高架と商店街が並んでいる所に入って行きました。すると、その路地が大きな通りと交差している角に『旭川四条駅』を見つけました。この駅1つ見つけるのに2時間近くも費やしてしまいました。でも、予想外の駅の佇まいに驚きつつ「おもしろい、実におもしろい!」、「こんな造りの駅もあるんだ!」と思ってしまいました。
相対式2面2線の「日本最北の高架駅」で、無人駅です。高架下には待合室、トイレ、ホームをつなぐ連絡通路があります。
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