『登山日記』-手稲山・その2-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
前回は、「閉まっている保安道路ゲート前で登山を諦めた」というところまででした。
その後、「やっぱり手稲山の頂上に登って、景色を見てみたい」という気持ちが大きくなり、同じ8月の下旬に再びチャレンジしました。
いつもと同じように夜明け前の午前3時過ぎに出発しました。「江別」の手前「豊幌」市街地を過ぎた辺りで、西の空に傾きかけている大きな月-「満月」-に気がつきました。やがて、手稲区に入る頃には朝日が昇り始め、朝焼けを背中に感じながら一路手稲山を目指しました。
ちょうど進行方向に大きな丸い月を発見!
保安道路に入るゲート前に着きました。今回もしっかりと閉まっています。その傍にある駐車場にバイクを停め、身支度を済ませてゲートまで戻ると、「熊出没注意」の赤い看板がみょうに目に付きました。鞄の中から「クマ避けの鈴」を取り出し、「チリン~♪チリン~♪ 居場所を知らせるように」鞄の外側に括り付けました。「いざ、出発!!」
ゲートを後に
しばらくは林道のような保安道路を歩きます。
しばらく歩きますと、前方に樹木が刈られた斜面が現れました。ここがこれから頂上を目指して登って行く道の入口になります。見上げると、それなりの斜面が続いていました。そして、私的には「けっこう朝早い時間」だと思っていたんですが、すでに斜面を下りてくる人の姿を見つけました。「何時から登っていたんだろう?」と思ってしまいました。
ここを登って行きます!
登り始めましたが、直ぐに息が上がり苦しくなって立ち止まって小休憩です。そして、振り向き後ろを見ると「まだこんなところ・・・」。
振り向き、振り向き、足を進めました。
眼下に「保安道路」が見えました。
「あっちの方が…」一瞬脳裏をかすめます。
今は休止中の遊園地、その観覧車が目に付きました。
また振り向き、「安心してください、けっこう登ってますよ!」(最近、聞かなくなったフレーズ…)
「おおっ、いい景色!」(ここまで来れたことにチョッピリ満足感、でもまだ先は長そ~)
急な坂道が続きます。
でも、なんだか空が近くなったような気がして…。
リフトの下り場が見えて来ました。頂上は近いのかな?
「高い、高~~い。眺めも素晴らし~~~い。」
あっちにもリフトの下り場があった!
中継所のアンテナも見えて来ました。 頂上が近い!
ご訪問ありがとうございました。