『襟裳岬へ』-再び襟裳岬へ-

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ローソク岩 こんばんは、ご訪問ありがとうございます。

 前回は、「霧の摩周湖」ならぬ「霧の襟裳岬」となり、「次は、晴れた日の襟裳岬を見たい!絶対に見に行くぞ」と、固く心に誓った「私」でありました。

 帰宅してからも毎日テレビの天気予報を見逃さず、PCのお天気サイトの予報も参考にして、日高地方の好天の日を今か今かと一日千秋の思いで(かなり大げさ!ですが…そのくらいの思いで)探っておりました。そして、念願のその日がついに巡ってきたのであります。前回は5月下旬でしたが、待ちに待ったそのXデイは、7月の上旬にやっとのことお出ましになったのであります。

霧の波  霧の波

 例によって夜明け前の午前3時過ぎに愛車・原付2種110cc(何せこう頻繁にあちこち走り回りますと、ガソリン代もバカになりません。原付2種は多少お尻が痛くなりますが、燃費がいい~~!)に跨り出発したのであります。

日の出  日の出

 国道234号線を南下して、夜明け前の空が白み始めてきた頃、「追分町」辺りを走っていると、面白い光景を目にしました。丘陵地帯の山の方から民家のある低地の方へ雲海の如く霧が流れ出している風景でした。こんな様子は見ようと思ってもなかなか見れず、ほんと偶然の賜物です。そうこうしながら走り、道道10号線に入り鵡川町方面へ向かいました。

日の出と霧  日の出と霧

霧 また霧の中へ・・・

 「厚真町」を過ぎ田畑の間を走っている頃、畑の向こうに見える山から朝日が昇り始めました。その時は「ほとんど雲のない良い日の出だ」と思っていたのですが、先ほどの霧がこっちまでやってきたのでしょうか、太陽の周辺から瞬く間に畑一面が白く覆われてきました。「やばっ、また霧か!」と思いながら、やがて路上にも霧が立ち込め、シールドの水を拭き拭き走りました。幸い「鵡川町」に入るにしたがって霧は晴れてきて、まぶしい太陽が青い空に顔を出しました。

霧が晴れて  霧が晴れて

霧が晴れて  霧が晴れて

 陽の光を浴び背中から体全体に温もりを感じ「いいぞ、この調子で晴れてくれれば!」と思いながら鵡川町市街地を貫けました。国道235号線に入ると進行方向が東になります。鵡川に架かる橋の上空に太陽が輝いていて、だいぶん昔に見た映画「明日に向って撃て!」ならぬ「太陽に向って走れ!…なんちゃって!」と思いながら身体も心も上昇気分でした。

また霧が  また霧が

また霧が 喜びも束の間、また霧が・・・

 ところが、「厚賀」を過ぎた辺りからまた霧が出始めてきて、「新ひだか町」(元の静内町)辺りは霧が絶好調!私は絶不調でした。それでも前回のことを思えば「まだマシ!」、気を取り直し走っていると、元の「三石町」に入る辺りから再び晴れてきました。今回も「ふれあいサテライト三石」兼「日高三石駅」で休憩and朝食を摂らせて頂きました。

井寒台の海  井寒台の海

井寒台の海  井寒台の海

 浦河町方面に向かって走っていると、陽も高くなり、さっきまでの霧が嘘みたいに雲ほとんどない晴天になりました。「井寒台」と看板が出ている辺りで、「昆布干し」をしている人を見かけたので小休止を兼ねてバイクを停め、浜辺の方へ海を見に行きました。見ると、堤防の直ぐ下辺りまで波が来ていて、砂浜がほとんどありませんでした。遠くに目をやると浦河港の防波堤が見えました。

井寒台の海 堤防の下、1mあるかないか位の所で波に揉まれる海藻

 様似町「ふれ愛ビーチ」  ローソク岩・親子岩

ローソク岩と親子岩  ローソク岩と親子岩

 浦河町市街地を貫け、「鵜苫」を過ぎた辺りから「ローソク岩」や「親子岩」が見えて来ます。前回来た時には、親子岩周辺の海面上に霧が漂っていて、全貌をはっきり見せてくれませんでした。でも、今回は親子岩の上の所や下の潮が引いている所等にも「ウミウ」がたくさん休んでいる様子も見られました。

ローソク岩と親子岩     ローソク岩

親子岩  親子岩

親子岩とウミウ  親子岩とウミウ

 様似町市街地を過ぎ海岸線の道路に出ると、襟裳岬方向に変わった雲が出ていたので、即バイクを停め写真を撮りました。「こりゃ、ひょっとするとひょっとするかも?!やばっ」って思いました。「ここまで来たら行くっきゃない!」と、気を取り直しまた走り出しました。

おかしな形の雲  おかしな形の雲

おかしな形の雲  おかしな形の雲

上空から海面に向って、まるで滝が流れているかのような雲?筋がたくさん見えました

 ご訪問ありがとうございました。

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