『地球岬へ』ー千歳から室蘭へ-
こんばんは、ご訪問ありがとうございます。
昨年5月の連休中に行ってきました『地球岬』までの様子を、今回から数回に分けて紹介していきたいと思いますので、お付き合いの程よろしくお願いします。
室蘭市
「札幌市のある石狩地方」の南に隣接する「胆振地方」、その南端に位置する「絵鞆(えとも)半島」の中央部に工業都市「室蘭市」があり、室蘭市の太平洋に面しているのが「地球岬」です。名前の由来は、アイヌ語の「ポロ・チケプ」が訛ってそう呼ばれています。
支笏湖と恵庭岳
岬には、灯台と展望台があり、展望台から見る水平線は見る者に「地球の丸み」を実感させます。晴れた日には、噴火湾を隔ててちょうど対岸にある駒ヶ岳、さらには青森県の下北半島まで望める大パノラマが広がります。
木々の間から覗く羊蹄山 遠くに昭和新山が見え始めました
母恋駅(ぼこいえき)
また、5月の第2日曜日は「母の日」、母の日が近づくと話題に出るのが「母恋飯」(ぼこいめし)でも有名な「母恋(ぼこい)駅」があるのも室蘭市です。地球岬へ行く途中にあり、今回も立ち寄ることにしました。ただ予想到着時間から言って超レアな母恋飯ですから、手に入れることはかなり難しいでしょうが…。
壮瞥町(そうべつちょう)
早朝の4時、辺りはまだ薄暗いなか自宅を出発しました。1時間程で千歳市に入ります。そこから道道16号線、支笏湖の南岸を通る国道276号線(冠雪した恵庭岳・漁岳が大きく見えて印象的でした)、美笛峠(遠くに冠雪した羊蹄山が見えました)を越え、国道453号線に入ります。大滝村を通過して洞爺湖(とうやこ)のある壮瞥町(そうべつちょう)に入ったのが午前7時過ぎでした。
昭和新山
壮瞥町に近づくと昭和新山や有珠山が見えて来ます。私の住む町の小学校の修学旅行では、「昭和新山」「有珠山」が決まってコースに入っています。ちなみに、中学校の修学旅行は青森県弘前市・十和田湖・奥入瀬渓流等というコースで、これは今も変わっていません(私の子ども達も行きましたから)。
昭和新山の観察記録している「三松正夫」の像
もう長いこと昭和新山に行ってなかったので、ここでちょっと寄り道をすることにしちゃいました。朝、まだ早い時間でしたので土産屋は開店前でしたが、私同様気の早い観光客はぼちぼち来始めていました。
三松正夫氏の残した観察記録「ミマツダイヤグラム」
四十数年前、私が修学旅行で初めてここを訪れた時の記憶はもう大分薄れてはいますが、今よりも生えている草木の緑は少なくゴツゴツとした岩肌が出ていた印象が残っています。半世紀近くという過ぎ去った歳月の長さをしみじみと感じてしまいました。
白鳥湾展望台と室蘭観光案内マップ
白鳥湾展望台
懐かしさを後にして、国道453号線を南下し国道37号線に入ります。伊達市長和(ながわ)駅の手前にある十字路交差点を左折します。ここを右折すると、「小幌駅」のある豊浦町方面へ行くことになります。
石油精製所と、その奥に見える白鳥大橋
室蘭を目指して走っていると、右手に展望台(「白鳥(はくちょう)湾展望台」。この他に「白鳥大橋展望台」という似たような名前の展望台もあります)が見えて来ましたので休憩することにしました。
展望台に設置されていた「白鳥大橋」についての説明板と観光案内マップ
白鳥大橋(はくちょうおおはし)
室蘭市には白鳥大橋ビューポイントが幾つかあります。その中でこの白鳥湾展望台からは白鳥大橋(「はくちょう」と読みます、「しらとり」ではありません、「名探偵コナン」の映画にも出演?し活躍しました!)と、その手前に石油製油所の高い煙突等が見えます。
昼間はその煙突からの煙が邪魔な気もするのですが、夜ともなると製油所の保安灯がライトアップされた白鳥大橋を引き立てて絶好の夜景スポットになります。ご覧になりたい方は、「室蘭市のホームページ」で紹介されていますので、ぜひ訪れてみてください。
ご訪問ありがとうございました。
今 回 👉 母 恋 駅
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