『襟裳岬へ』-鵡川町~新冠町-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
今年(2015年)5月末に北海道を代表する岬の一つ『襟裳岬』へ久しぶりに行ってきました。今回から何回かに分けて、襟裳岬へ向かう途中の日高路の様子も含めて紹介していきますので、お付き合いの程よろしくお願いします。
襟裳岬までは片道約250㎞(所要時間は、休憩なしで頑張って走って5時間弱位)ありますので、例によって日帰り行程で計画し早朝夜明け前に出発しました。北海道の夜明け前のバイク(因みに今回は、原付2種110cc)での走行は真夏でも震えます! 私なりに厚着をしても震えます!!実感です。
道道10号線を走り、厚真町に入りました
今年1月に海岸の土砂が高波によって削られ、今も不通となっている日高本線、鵡川町の踏切
今年は幸運にも稚内から函館まで長距離・日帰りの強行軍で駆け回ることができました。往路は早朝2時から3時に出発し、復路は遅いときで20時から23時に帰宅ということが何回かありました。特に、峠等の走行は体の芯から冷えきります。4輪なら車中で休憩も有りですが、2輪では真っ暗闇の山中での休憩は考えられません。それこそ走り出したら止まれません!!
鵡川町市街地を過ぎ、「鵡川」に架かる橋
富川辺りの交差点
ましてや長距離道中、途中で霧が出てきたりすると最悪です。メットのシールドは水滴で見ずらく手で拭き拭き(曇り止めや水を弾くスプレー等もあるらしいけれど・・・)し、皮グローブは水が浸み濡れて指先が悴んでくる(古いからかな?)し、ウエア―の上に合羽を着ていても冷気によって常に冷やされる(私自身が空冷エンジン化!)し大変です。
日高門別を過ぎた辺りで霧が出てきました、ウソみたい!
厚賀市街地を過ぎ、厚別川に架かる橋を渡る
遠くに見える防波堤は厚賀漁港
厚別川に架かる日高本線の鉄橋
また余談が長くなりましたので、本題に戻ります。まだ暗い中での出発で、まずはガス補給です。これまでの経験から特に地方に出かける時は「ガソリン携行缶」(今はボトルタイプもあり便利です!)も常に満タンにして持って行かないと安心できません。
一方、山側の風景がこれ!ああ、天気はどうなるの?
もう前進あるのみ! 新冠町に入りました。
「サラブレッド大壁画」の説明板
海側の様子、お世辞にも「晴れ」とは言えません!
寒さが身に沁みる早朝走行ですが、道が空いて走り易いこと(原付2種ですから)と空気が澄んでいて透明感のある景色が見られることが最高です。また、日の出の美しさと安心感、温もり感(直ぐに暖かくはなりませんが・・・)は何とも言えません!
新冠町市街地に入ります
新冠町「レ・コード館」
皆さん、「レコード」知ってますか?
国道234号線を南下し、途中安平町の手前から道道10号線に入り、鵡川町に出るコースが日高えりも町に向かういつもの定番コースです。急ぐのでしたら今は「日高自動車道」を選択する手もあります。私は途中の景色も楽しみたいので、ほとんど一般道を利用(無料ですし・・・それが一番!)しています。
新ひだか町(旧静内町)を過ぎ、「あさり浜」辺りの海岸風景。朝早いこともあり空が暗い!
サラブレッドの「卵」達が草を食んでいます、さすが日高です。
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