『札幌市円山動物園』-その2-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
今回は『札幌市円山動物園』の2回目です。ここで少々脇道に逸れて動物園の舞台となっている『円山』について触れさせて頂こうかなと思います。
円山(まるやま)
動物園の名前にも付けられている『円山』、これは動物園が所在する山の名前からきていることはご存じのことだったでしょうか。北海道民の皆さんなら「言わずもがな」のことでしょう。
札幌市中央区にある標高225mの山で、札幌市の中心部からは西の方角に位置しています。北側の麓に『北海道神宮』、西側の麓に『円山動物園・円山球場』があり、他は『円山原始林』(天然記念物に指定されています)として保護されています。
円山は低く夏場には大人から子どもまでが楽しめる山で、小学校や幼稚園の遠足などの機会にも利用されています。天気が良ければ札幌市街を一望でき、大都市の傍に豊かな自然があり動植物の観察にはもってこいの所です。
山道は北海道神宮裏手にある『大師堂』からの道(「円山八十八か所」とも呼ばれています)と、動物園の裏から登る道があります。
では、本題に移ります。円山動物園には沢山の動物たちがいますが、その全部を紹介するのは難しいので、私の独断と偏見で「見ていて面白い・楽しい・可愛い」と思った動物を何回かに分けて紹介します。
レッサーパンダ
まずは、『レッサーパンダ』です。レッサーパンダはヒマラヤ南部と中国南部の山地や森林にいて冷涼で湿潤な気候を好みます。体長60㎝前後、体重4~7㎏、雑食性ですが孟宗竹のタケノコや葉を好んで食べます。野生のレッサーパンダは絶滅が危惧されているそうで、そんな中で特に「シセンレッサーパンダ」は日本での飼育数が全世界の約半数にのぼっているそうです。
円山動物園には「ココ」「セイタ」のつがい、その子どもの「キン」と「ギン」・「ホクト」、ギンのお婿候補の「エイタ」の6頭がいます。
ご訪問ありがとうございました。