『北の国から』-五郎の石の家-
北の国から’92巣立ち
今回は『北の国から・五郎の石の家』を紹介します。『五郎の石の家』は、スペシャルドラマ編『北の国から’92巣立ち』の中で、ひょんなことから松田タマコ(裕木奈江)と付き合うようになり、妊娠させてしまう純。父五郎と一緒に謝りに行った際に、タマコの叔父(菅原文太)に『誠意って、何かね』と言われてしまいます。五郎はよくよく考えた末に丸太小屋再建のために準備していた丸太を売ってお金をつくりタマコの叔父へ送金します。
五郎の石の家
丸太小屋の代わりに思いついたのが町中に捨てられている石で造る『石の家』でした。『五郎の石の家』は『麓郷の森』から少し山の方へ入っていった所にあります。私はこれまでに4,5回は足を運んでいますが、初めて行った時はまだシリーズ真っ最中だったため、遠くから眺めることしかできませんでした。現在は最終回から十数年も経っていますので、家の外も中も自由に見学することができます。
撮影に使われた小道具類から、写真のパネル等が展示されていて時間を忘れて見入ってしまいます。「テレビ画面に映った時のことを考慮して家を造った」というような話を聞いたことがありますが、テレビの放送を見て受けた印象から実物の家を見ると「思っていたより小さい」といつも感じてしまいます。家の中に入っても本当にこじんまりとしています。カメラを通して見た時にちょうど良いような大きさに造ってあるようです。
お風呂
思い出すのは『お風呂』のシーンです。雪の冬に風呂の窓からスッポンポンの危ない姿で身体を乗り出してはしゃぐ中畑社長(地井武男)らのシーン、東京から帰ってきた純が薪をくべながら語るシーン、結婚の報告にやってきたシュウ(宮沢りえ)が薪をくべながら語るシーンなど、「役者さん達がここで演技をしていたんだ!」と様々なシーンが浮かび「その同じ場所にいるんだ!」と思っていつも感動してしまいます。
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