『7つの習慣』ービジネス書紹介ー
ビジネス書
テレビ東京系の番組『Newsモーニングサテライト』からの情報です。今回は『ビジネス書』を紹介します。『オービックビジネスコンサルタント社長 和田成史』氏が紹介されている『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著;キングベアー出版)です。
7つの習慣
本の中に書かれている「7つの習慣」とは、
①主体性を発揮する ②目的をもって始める ③重要事項を優先する ④Win-Winを考える ⑤理解してから理解される ⑥相乗効果を発揮する ⑦刃を研ぐ
和田社長はこの本の前提となる本としてもう1冊『冒険の旅』(武嶋一鶴著(日本研修センター元代表)日本研修センター発行)を紹介しています。その本は、オービックビジネスコンサルタント社の研修の際には全社員に渡され使われているものだそうです。
その内容は、「よしやろう」「問題は我にあり」等と短い言葉で書かれています。その著者の遺言の言葉「実践あるのみ」を聞いたときに、「実践するときに何をしたらよいのか」の問いに、具体的に示唆してくれたのが『7つの習慣』です。
大切にしている習慣
キャスターの「その中で特に大切にされている習慣は?」の問いに対して
「まず、第1の習慣の私的成功、主体性を発揮することがすごく大事で、自分の自立、自分の成長、自分が努力して磨き上げていくこと」
と答えています。
具体例として、オービックビジネスコンサルタント社では、30年前から始めて今も実施していることとして、社員が「自分の夢や目標等を朝の朝礼で発表すること」を挙げています。「他人に言われるのではなく、自分が考えて、自分で習慣をつくることが大事です。刃を研いでいかないと、これからは成長していかないでしょう、」と話しています。
和田成史社長
和田社長はさらにもう一つ「第4の習慣 Win-Winを考える」を挙げています。社長は、1980年に会社を設立、パソコンで動く会計ソフトを開発しました。当時はパソコンが出始めの頃で、「まず何をやっているのかみんなに理解されない。これまでに無い物を作っているので説明しても分かってもらえない。あまり人も寄って来なかった。」と当時を振り返って話します。
しかし、和田社長は「パソコンがもっと普及すれば企業経営の効率化にも貢献できる。お互いに利益を高められるWin-Winの関係を築ける。」と確信していました。「みんながWin-Winの効果が享受できるという形で公的成功を考えていくことが世界を全て変えていく。これはあらゆる産業でも同じことがいえる。」とも話しています。
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