『旅・徒然に』-細岡展望台-

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細岡展望台 こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「細岡(ほそおか)展望台」(釧路町達古武)を紹介します。

 釧路湿原は、釧路市の北側にある東西最大幅25㎞、南北最大幅36㎞の日本最大の湿原です。昭和55年にラムサール条約湿地に指定され、昭和62年に国立公園になりました。

 

細岡展望台    細岡展望台

細岡ビジターズ・ラウンジ 細岡ビジターズ・ラウンジ

 開拓が困難な「不毛の大地」などと呼ばれていた釧路湿原は、自然保護団体などの長年にわたる努力によって手つかずの自然が守られ、景観の美しさや多くの動植物を見ることができる国立公園に指定されました。

細岡ビジターズ・ラウンジ      細岡展望台

細岡展望台      細岡展望台

 釧路湿原駅から坂道を歩いて約20分ほどで細岡ビジターズ・ラウンジ(売店・トイレなどがある無料の休憩所)前の道路に出ます。

 ビジターズ・ラウンジ横の坂を登った所に「展望広場」(第1展望台)が、さらに林の中の遊歩道を歩いて行くと「細岡展望台」(別名「大観望」、第2展望台)があります。

展望広場      展望広場

展望広場      細岡展望台

 細岡展望台の眼下には、ヨシ・スゲの湿原、ミズゴケ湿原、ハンノキ林が広がり、釧路湿原の中を大きく蛇行しながら流れている釧路川、その向こうに「宮古岬」・「キラコタン岬」が見られます。

細岡展望台 細岡展望台

細岡展望台 細岡展望台

 「岬」と言っても「湿原を海に見なして、中央部にある突き出た丘陵地を」そのように命名したそうです。

 本当に海に突き出た岬があるわけではありません・・・(私はそのことを知るまで、地図上で釧路港周辺の海岸線まで探してしまいました、 ホント!)。

細岡展望台 細岡展望台

細岡展望台 細岡展望台

 さらにその果てには阿寒山系の雌阿寒岳(めあかんだけ)*1・雄阿寒岳(おあかんだけ)*2、さらにずっと右手の釧路川上流の方には「藻琴山(もことやま)」*3や「摩周岳(ましゅうだけ)」*4も見られるそうです(当日は、あいにくの曇り空で遠くの山々の姿までは見られませんでした、残念!)

細岡展望台 細岡展望台

細岡展望台 細岡展望台

 釧路湿原の周辺には、対岸にある「釧路市湿原展望台」を初め、「コッタロ湿原展望台」、「サルボ展望台」、「二本松展望地」等など見所がいっぱいあります。

細岡展望台 細岡展望台

細岡展望台 細岡展望台

 また、6月から10月までは観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」が運行されているので、列車の中からもっと間近に湿原の様子を見ることができます。

細岡展望台 細岡展望台

細岡展望台     細岡展望台・椎の実

 次回来る時には、ゆったり日程であちこち見て回りたいと思いました。

*1雌阿寒岳…阿寒の活火山で標高1499mの山で、日本百名山に選定されています。山頂には旧爆裂火口跡が東西に並んで三つあります。噴出したもので川が堰き止められたり、分断されたりして阿寒湖、パンケ沼、ペンケ沼ができました。

*2雄阿寒岳…阿寒湖の東側にある標高1370mの山で、アイヌ語で「ピンネシリ」(男性の山)と言われています。登山口には、「太郎湖」、「次郎湖」があります。

*3藻琴山…日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」の北壁上にある標高1000mの山で、「自然100選」に選ばれています。「登山を始めるならまず藻琴山から」といわれるほど子供から高齢者まで幅広い年代層に親しまれている山です。

*4摩周岳…摩周湖外輪山で切り立って見える山が摩周岳で、標高857m(湖面から502m)です。「カムイヌプリ」(神の山)とも呼ばれています。

※ ウィキペディアフリー百科事典「細岡展望台 」、「釧路湿原国立公園連絡協議会ホームページ・細岡ビジターズ・ラウンジ」「雌阿寒岳」、「雄阿寒岳」、「藻琴山」、「摩周岳」を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

北海道鉄道技術館・館内展示 👈 今  回 👉 上士幌町鉄道資料館

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