『道東の旅Ⅱ』-温根沼大橋・春国岱-

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温根沼大橋 こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「温根沼(おんねとう)大橋」「春国岱(しゅんくにたい)」等を紹介します。

 前回紹介しました「北太平洋シーサイドライン」を通り抜け根室方面へ向かいました。

 羨古丹(うらやこたん)駐車公園を過ぎ、道道142号線を東へ向かいます。落石を過ぎて道道310号線に入り、旧花咲駅花咲駅)に寄り取材しました。

 入口には鍵がかけられ、駅名標も取り外されてしまい、中身のない貨車駅舎だけがポツンと取り残されていました。大変残念で寂しくはありますが仕方ありません(実際に確認はしていませんが、現在では貨車駅舎も撤去されているそうです)。

  温根沼大橋

温根沼大橋 温根沼大橋

 気を取り直して、国道44号線へ戻り、さらに途中から国道243号線に入って、次の目的地・弟子屈町へ向かうべく出発しました。

 旧花咲駅から道道780号線に入り、国道44号線に出て、浜中町方面へ少し走ると「温根沼大橋」があります。

温根沼大橋 温根沼大橋

根室の方から見た「温根沼大橋」です、橋の左側が温根沼、橋の右側が風連湖と春国岱。

温根沼大橋と温根沼 温根沼大橋と温根沼

橋の左側に見える「温根沼」の風景です。

  風連湖と春国岱

東梅地区標識 東梅地区から見た風連湖・春国岱

 根室半島の付け根、風連湖の東に「温根沼」があります。周囲15㎞、面積5.68㎢の汽水湖(淡水中に海水が混じった湖沼)で、野付風連道立公園に指定されています。

東梅地区から見た風連湖・春国岱 東梅地区から見た風連湖・春国岱

東梅地区から見た風連湖・春国岱 東梅地区から見た風連湖・春国岱

 温根沼は一番深い所でも7m程で、風連湖(ふうれんこ)・春国岱とならび「日本の重要湿地500」に選出されています。

 そして、その温根沼に架かる全長141mの橋が「温根沼大橋」で夕陽のビューポイントにもなっています。

東梅地区から見た風連湖・春国岱 東梅地区から見た風連湖・春国岱

奥の方を見ていると、トラックが走っているのが見え「ビックリ!」しました。

東梅地区から見た風連湖・春国岱 東梅地区から見た風連湖・春国岱

よく見てみると、橋が架かっていたり、高架道路が走っていたりするのが分かりました。

東梅地区から見た風連湖・春国岱 東梅地区から見た風連湖・春国岱

東梅地区から見た風連湖・春国岱 東梅地区から見た風連湖・春国岱

以前の道東の旅の際に野付半島で見た「トドワラ」や「ナラワラ」を思い出させるような風景です。

  東梅野鳥観察舎

 温根沼大橋を過ぎた辺りが「東梅(とばい)地区」です。その国道沿いに黒い木造平屋建ての小屋が目につきました。

風連湖と春国岱 風連湖と春国岱

風連湖と春国岱 風連湖と春国岱

「何だろう?」と思い立ち寄ってみると、それは「野鳥観察舎」でした。

 前述しましたように温根沼・春国岱は日本の重要湿地500に選出されていて、そこからタンチョウやオオハクチョウ、カモ類等が観察できるそうです。

東梅野鳥観察舎 東梅野鳥観察舎

東梅野鳥観察舎 東梅野鳥観察舎

 中に入ってみると、春夏秋冬の野鳥の写真や説明板が掲示され、書き込みノートも用意されていました。

 「春国岱」は、風連湖と根室湾を分ける砂州でできている面積600haの湿地・原生林です。

※砂州・・・さす:流水によって運ばれた砂や礫(れき)、土砂等が堆積してできる地形。細長い地形で海岸や湖岸の近くに見られる。

東梅野鳥観察舎 東梅野鳥観察舎

東梅野鳥観察舎 東梅野鳥観察舎

 長さ8㎞、最大幅約11.3㎞の3列に並んだ砂丘から成っています。標高3m未満の砂丘で砂丘と砂丘の間に湿地があります。砂丘にはミズナラやダケカンバ等の林の他に、アカエゾマツの森林があり世界的にも珍しいそうです。

風連湖と春国岱 風連湖と春国岱

風連湖と春国岱 風連湖と春国岱

 国道44号線沿いに「根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター」があります。春国岱の自然を観察できるように木道等が整備された5つの自然観察路が設けられています。

 「道の駅スワン44ねむろ」の方から春国岱を眺めると、水面に浮かぶ森のように見え豊かな原生林が広がっています。

風連湖と春国岱 風連湖と春国岱

 残念ながら、こちらには時間に余裕がなく立ち寄ることはできませんでした。次の機会にゆっくりと見学したいと思っています。

※ ウィキペディアフリー百科事典「温根沼」「 春国岱」「温根沼大橋」等を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

北太平洋シーサイドライン 👈 今  回 👉 旧奥行臼駅逓所

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