『釧網本線駅巡り』-北浜駅-
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今回は、「北浜駅」(網走市北浜)です。
本駅は、駅員が配置されていた頃の駅長が、海岸まで20mということで「オホーツク海に一番近い駅」と謳い、看板への表示を始めたそうです。


また、入場券を購入された方に貝殻を使った記念品を渡したりもしたそうです。(ウィキペディア「北浜駅」より)


本駅の大まかな歴史を紹介します。
・1924年(大正13年):国有鉄道の一般駅として開業する


・1982年(昭和57年):荷物の取扱いが廃止され、簡易委託化される
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される


1面1線の単式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。
駅舎内に一歩足を踏み入れると、驚かされます。壁、天井に紙片(名刺類の様です)がたくさん貼られています。


夕張の「幸福の黄色いハンカチ・想い出広場」の黄色い紙ほどではないですが、けっこうな枚数が貼られてありました。
なぜこんなふうに貼られるようになったのか、分かりませんがびっくりしました。


本駅も前回紹介しました「藻琴駅」と同じように「網走番外地」のロケ地に使われたそうです。

駅舎の横に、オホーツク海を見渡せる「展望台」が設置されています

他にも日本のドラマ「みにくいアヒルの子」(岸谷五朗さん、常盤貴子さん主演、フジテレビ系)や中国映画のロケ地になり、中国からの観光客も増えているそうです。


展望台から「網走港」の方を眺めると、大きなビルの様な「豪華客船」が停泊しているのが見えました
駅舎内の元・駅事務室で喫茶店が営業されています。

オホーツク海の反対側、道路を挟んで向かいには、大きな「濤沸湖(とうふつこ)」の姿が見えていました

※濤沸湖・・・網走市と小清水町にまたがる汽水湖です。面積約900ha、網走国定公園内にあり、ラムサール条約に登録されています。汽水湖とは、海水と淡水が混じっている湖で、浜名湖や宍道湖等があります。
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