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    予算政府案

 先日、2015年度予算案が発表されました。それについて、テレビ東京系の番組『Newsモーニングサテライト』の中でニッセイ基礎研究所;矢嶋康次氏がコメントしていましたので紹介いたします。

  2015年予算案のポイント

・過去最大(96長420億円)

・社会保障(医療や介護)過去最大(31兆円超)

・税収増

・国債依存度40%下回る(6年ぶり)

・基礎的財政収支の赤字半減達成見込み(15年度に)

 これに対し、矢嶋氏の視点として

  1. 哲学(考え方)の違い・・・歳出の上限を求めるvs求めない
  2. 格差

 安倍政権は歳出の上限を決めていません。民主党政権の時は上限を設定していました。税収も上がっていますが、歳出も上がっている状況です。借金体質であり、歳出が拡大しています。そうしたことから私は、50%程度の評価とします。

    基礎的財政収支

 『2020年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する』目標を掲げていますが、それについては、消費税が上がること、さらには経済名目成長率の3%上昇が毎年継続することを前提としても達成できない、という見通しです。また、それには『経済成長』『歳入改革』『歳出の抑制』の三つが必要でありますが、実現できるか疑問です。

 資料[上位1%の所得シェアの変化](1981~2012年)を見ますと、アメリカ約12%、英国約5%、ドイツ約2.5%、日本約3%、イタリア約3%となっています。

 金利が世界的に「0」の中にあって、資産価格が上がっていく中で格差が拡大していきます。アメリカ、イギリスのように経済がうまくいっている国では格差も広がっている傾向が見られますので、日本でも広がっていく傾向にあるのではないでしょうか。

 格差を是正する政策あるいは税制をとる必要があります。消費税、歳入のところの税制改革、マイナンバー制も始まるので、所得税の在り方、資産課税の在り方など税収増の取り組み、成長継続のための格差是正の方向も打ち出せるかが今年の課題でしょう。

  ご訪問ありがとうございました。

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