『登山日記・いぶりの山々』-来馬岳・登山口からサンライバスキー場最終リフト-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
「登山日記・いぶりの山々」、「鷲別岳・カムイヌプリ」シリーズは前回の下山の様子の紹介で終了させて頂きましたが、「登山日記・いぶりの山々」もこれまで長々と綴らせて頂いてきました、それも今回の「来馬岳」で最後と致します。
いぶり地方にもまだまだいろいろな山があろうかと思いますが、来馬岳登山で終了とさせて頂く予定です。
その1回目の今回は「登山口からサンライバスキー場最終リフト」までの様子を紹介します。
(訪問日:2022年(令和4年)6月中旬)
来馬岳(らいばだけ)は、北海道登別市にある標高1,040.1mの火山(オロフレ・来馬火山、成層火山)であります。
その名前は、「来馬川」の水源となっていることからアイヌ語の「ライパヌプリ」(ライパの・山)と呼ばれていたことに由来しているそうです。
登山コースには、カルルス温泉にあるサンライバスキー場のゲレンデから登るコースと、オロフレ山登山口のあるオロフレ峠から登るコースがあります。
私が今回登ったコースは、前者のサンライバスキー場のゲレンデから登るコースでした。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
また性懲りもなくスキー場を登って行くコースを選んだことを、私は下山してからひどく悔やみました。
手稲山登山や富良野西岳登山で、スキー場を登攀することの過酷さを身をもって経験していたはずなのに再び選んでしまったこと、なぜだか自分でも今だに理解できていません。
ただ富良野西岳登山の場合は、ロープウェイで途中まで行けるとばかり思っていたのですが、降ってわいた「新型コロナ感染症」により過密を避ける世間の風潮によりロープウェイが運転休止となってしまって止むを得ずスキー場を登らざるを得なかった、という事情はありましたが…。
手稲山の場合は、単に私がスキー場の上りを甘く見ていたからに他ならないとは思っていますが…。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
ただ富良野西岳登山の場合は、ロープウェイで途中まで行けるとばかり思っていたのですが、降ってわいた「新型コロナ感染症」により過密を避ける世間の風潮によりロープウェイが運転休止となってしまって止むを得ずスキー場を登らざるを得なかった、という事情はありましたが…。
手稲山の場合は、単に私がスキー場の上りを甘く見ていたからに他ならないとは思っていますが…。
ただ富良野西岳登山の場合は、ロープウェイで途中まで行けるとばかり思っていたのですが、降ってわいた「新型コロナ感染症」により過密を避ける世間の風潮によりロープウェイが運転休止となってしまって止むを得ずスキー場を登らざるを得なかった、という事情はありましたが…。
手稲山の場合は、単に私がスキー場の上りを甘く見ていたからに他ならないとは思っていますが…。
今後、手稲山登山を計画されているお方は、この事実を参考にされてはいかがでしょうか?
「登山は早朝に登山を開始しできれば午後早々に下山して来るのが鉄則」みたいな思いは何時も持っていますので、標高1,040mの来馬岳にも早朝登山開始ができるように前日の勤務終了後に出発しました。
そして、道央自動車道に入り室蘭方面へ南下して行き「萩野(はぎの)PA」で仮眠をとり、翌早朝「登別東(のぼりべつひがし)IC」で高速道路を下り道道2号線に入り、今度はオロフレ峠方面へ北上して行きました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
後は道道2号線を道なりに進んで途中のカルルス温泉街からサンライバスキー場敷地内駐車場へ向かいました。
道道2号線・温泉街入口に立派な公衆トイレがありますのでそこで一応用を足し、少し行くと「サンライバスキー場入口」の看板が見えたので左に入って行きました。
早々に身支度を整えて無料駐車場近くに登山ポストがあるので、その中の入山届に記入して「サンライバスキー場」最終リフト付近にある「来馬岳」への登山口を目指して出発しました。
駐車場の右手の方には立派な建物の「スキーセンター」(ロッジ)がありました。
スキー場には第一リフトと第二リフト、第三リフトがあり素直に直滑降のゲレンデを直登して行くのも一つの登り方だと思いましたが、余りに急登で上まで体力が持ちそうにありませんでした。
事前に調べた資料では、第一リフトの左側の斜面をまず登って行き、第二リフトと交差するような形になるので、そこからは第二リフトの右側に沿って登って行くのがベストのように書いてありました。
いつも素直な私は資料通りのコースを辿って行きましたが、資料場にも書いてあった『注;急斜面注意』の通りで休み休み息を切らせながら登って行きました。
その日は天気も良くて絶好の登山日和ではありましたが、火照った体から噴き出す汗でアンダーシャツから服からびしょびしょになっていました。
流した汗と鼻水などの甲斐あって何とか第一リフト降り場の所まで登ることができ、その張ってある板の所に腰掛け休みながら給水し登って来たゲレンデや下界の建物、遠くの山々の景色などを眺める余裕を持つことができました。
第一リフト降り場から先にももう少しゲレンデの傾斜が続いていましたが、「あともう少しの辛抱だ」と思いながら登り続けました。
すると、斜面の先林の手前辺りに何やら肝がんらしき物が小さく目に飛び込んできました。
そこまでは上を見ると斜面の上方には空が広がっていましたが、その場所辺りからは斜面の上方には横一列に樹々が広がっていて、その上に空が見えました。
さらに登り近づいて行くと、それはやはり標示板に間違いなく「来馬岳⇐」と書かれてありました。
「いいとこ登って来れたみたいだ!」と思い立ち止まって振り返って見ると、下の方にゲレンデが樹木の間に数本のコースをくっきりと描き、その下のリッジの建物が本当に小さく見えていてここまで登って来た道の長さを改めて実感しました。
その辺りはスキー場の山頂近くまで登って来た所で、そこから先は尾根伝いに来馬岳山頂まで進んで行くようなコースになって行くものと思われました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
そこまで進んで行くと登山道は左へと折れ曲がり先へと続いていましたが、道の先には第二リフトの降り場と思われる施設の一部が覗き見えていました。
「この後はここまでのような厳しい急な坂道は無いだろう…」と思い安堵すると共に、下山時は今度は逆だけれど腿裏に応える下り坂になりそうだ…、行もつらかったけど帰りも手強そうだ…」と思ってしまいました。
「…とりあえずは来馬岳山頂を楽しみに目指すとしようッ!」と歩き出しました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 鷲別山」「だんパラスキー場」「川又温泉」「鷲別川」「倶多楽湖」、胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」、室蘭市ホームページ「室蘭市」「白鳥ヒュッテ」「室蘭市だんパラスキー場」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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