『登山日記・いぶりの山々』-鷲別岳・カムイㇴプリへ-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、1回目の今回は「鷲別岳・カムイㇴプリへ」を紹介します。
(訪問日:2020年(令和2年)10月下旬)
前回では、鷲別岳山頂(標高911.1m)に辿り着き、360度ぐるり見える素晴らしい眺望を楽しむことが出来ました。
次にカムイㇴプリ(標高746m)への縦走を控えていましたので、鷲別岳山頂であまり長居もできず30分程の滞在で出発しました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
山頂に来る際に通過してきたカムイㇴプリへの分岐点に向かいました。
「・カムイㇴプリ ・水元コース ・滝沢コース ➱」と書かれた道標の所まで数分で戻って行きました。
そこを左に向かってしばらくの間白鳥大橋が架かる室蘭港や広がる太平洋等を眺めながら坂道の稜線を下って行きました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
進む方向にはピークが三つ並んで見えていましたが、私が目指していたカムイㇴプリはその真ん中のピークがそれでした。
スマホの地図アプリによると、右端のピークを一山越えて真ん中のピークまで再び登り返さないとならないようでした。
そんなことを思いながら坂道を下っていると、さらに急な坂道が現れてきました。
周りに生えている木々や草等をしっかりつかまり握りしめながら滑り落ちないように慎重に下りて行きました。
そこを過ぎるとまた緩やかな坂道に戻りホット一息つきました。
下りてきた道を振り返って見ながら、「帰り道はこの急な坂道を登るのは避けたい!鷲別岳には戻りたくない。」と思いました。
帰り道は、この先にあるはずの分岐点から「水元沢コース」へ下って行くことに決めました。
鷲別岳から先ほど見えていた三つのピークのうちの一つ目のピーク(右端に見えていたピーク)へ登って行く間のコル辺りを歩いて行くと、水元沢コースへの分岐点にある道標を見つけました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
一番手前のピークだからなのか? 一番高いピークのように見えていたけど、これからその一山を超えて行かねばなりませんでした。
結構足腰に応える坂道を息を切らしながら登って行き、苦しさに立ち止まり振り返って見ると木々の間から鷲別岳の山頂が見えていました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
この山の山頂辺りまで来ると、ちょっと太めの木の幹に「奥カムイㇴプリ745m」と書かれた標示板を見つけました。
「この山は『奥カムイㇴプリ』というんだ、カムイㇴプリの手前にあるのに『奥』なんだ!」と思いました。
考えてみると、カムイㇴプリの登山口は登別市幌別から「川上公園」へ向かう道を進んで幌別ダム横辺りに「カムイヌプリ登山道入口」(幌別ダムコース)の看板があります。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
私も最初にそちらの登山口から登ることを考えていたのですが、登山口確認のために前日に行ってみると「工事中で通行できない」との看板があったので、「だんパラスキー場横の登山口」からの登山に変更しました。
幌別ダムコースからカムイヌプリへ登山をすると、まずカムイヌプリがあって、その後ろにあるから「奥カムイヌプリ」で良い訳か?間違ってない!と納得しました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
奥カムイヌプリの標識からは下り坂ですが、下るということはカムイヌプリまでさらに登り返さないとならない訳で…、黙々と歩き続けました。
「ここまで来たら行くしかない!」と真ん中のピーク・カムイヌプリへ向かって息を切らせながら登って行きました。
頑張った甲斐あってやっとのことで山頂らしき三角点の石柱のような物が埋まっている所に着き、ました。
地図アプリを見て確認しても山頂に着いたはずなのですが、山頂標識らしき物が見当たりません。
「この山には山頂標識がないのか…?」と半信半疑。
その辺りをぐるぐると見回して見ましたが、他に何もありません。
「山頂標識のない山もあるかも…?!」と、疲れていたこともあったと思うのですが746mのカムイヌプリ山頂に着いたことにしてしまいました。
帰宅して調べてみて分かったのですが、そこからさらに数分歩いて行くと山頂標識が立っている所があったことを知りました。
その場所の画像を撮って来れなかったことを悔やみましたが、後の祭りでした。
「でも、あの三角点の石柱は何だったのか…?」とも思いました、その時はそこが山頂ということで画像や動画を撮った後、満足して水元沢コースへ進むべく分岐点目指して来た道を戻り始めました。
帰り道の水元沢コースは、その名の通り沢に沿って走っている道のようで、地図アプリを見るとけっこう長い道のりのようです。
奥カムイㇴプリを越すまでは上り下りが続いていますが、その分岐から先は下り道となるので距離は長いけれど息が切れるようなことは無さそうでした。
所々に岩場もありましたが、後は下山するだけですので気持ち的には一安心といった感じでした。
そうこうしているうちに、水元沢コース分岐に着きました。
あとは道なりに下って行くだけとなります。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 鷲別山」「だんパラスキー場」「川又温泉」「鷲別川」「倶多楽湖」、胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」、室蘭市ホームページ「室蘭市」「白鳥ヒュッテ」「室蘭市だんパラスキー場」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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