『旅・徒然に』-洞爺湖町・サイロ展望台-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「内浦湾(噴火湾)沿岸からの風景」(八雲町~長万部町)を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)8月上旬)
道南方面への旅を終えて自宅のある道央地区へ戻る途中で、私は「羊蹄山登山」を計画し同山への2回目の登山に挑戦しました。
その様子はすでに「登山日記・羊蹄山Ⅱ」で紹介しましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。
函館から羊蹄山へ向かう際に国道5号線を北上して行ったのですが、その途中で休憩で立ち寄った二つの道の駅「道の駅 きろまつない」と「道の駅 らんこし・ふるさとの丘」を紹介します。
また、羊蹄山登山を終えた後、少し寄り道をしてまだ訪れたことがなかった洞爺湖々畔の「サイロ展望台」にも立ち寄りましたので、その時の様子も併せて紹介します。
道の駅 くろまつない
「道の駅 くろまつない」は、黒松内町(住所:寿都郡黒松内町字白井川8=10)の国道5号線沿いにあります。
1999(平成11)年8月に道の駅に登録され、2010(平成22)年に「toit vertⅡ(トワ・ヴェール・ドゥー)」(黒松内町特産物展示販売施設)がオープンしました。
施設内には、パン工房、ピザ店、ベーカリーレストラン、特産品等展示・販売コーナーがあります。
休館日は、第2・4火曜日(11月 - 3月)(祝日の場合、翌日)、年末年始となっています。(トイレは24時間利用可能)
営業時間は、4月から9月までは9:00~18:00、10月から3月までは9:00~17:00となっています。
※ 黒松内町は、「ブナの北限の町」となっています。日本のブナの樹木は「ブナ」と「イヌブナ」が分布していて、黒松内町の「歌才ブナ林(うたさいぶなりん)」は北限に自生する黒松内低地帯に分布するブナです。歌才ブナ林は学術的な価値の高さから昭和3年に「国の天然記念物」に指定されました。 ブナがもたらす恩恵の中には「緑のダム」と呼ばれるほどの高い保水力があり、大地を潤し地域にその恵みを与え続けてきました。 黒松内町ブナセンターでは、町の自然や歴史を紹介しているほか、木工、陶芸など、工房での体験活動もできます。
道の駅 らんこし・ふるさとの丘
「道の駅 らんこし・ふるさとの丘」は、蘭越町(住所:磯谷郡蘭越町字相生969)の国道5号線沿いにあります。
2003(平成15)年10月に、既存の観光施設「ふるさとの丘」が整備されて正式に道の駅となりました。
施設内には新鮮な農産物や地元でとれた山菜の加工品を販売する直売センターがあります。
休館日は年末年始(12月31日 - 1月1日)で、営業時間は9:00から17:00です。(トイレは24時間利用可能)
近隣にはふるさとの丘リンリン公園キャンプ場がありバンガロー、パークゴルフ場等の施設もあります。
また、蘭越町には日本海側にもう一つの道の駅「道の駅 シェルプラザ・港」(住所:磯谷郡蘭越町港町1402番地1、国道229号線沿い)があります。
サイロ展望台
「サイロ展望台」は洞爺湖町にある展望台(住所:洞爺湖町成香3-5)の国道260号線沿いにあります。
支笏洞爺国立公園内の洞爺湖の西側・高台の上に位置し、レストハウスのある展望台になっています。
展望台に立つとが㎜蟹は洞爺湖が広がっていて、中島が湖上に浮かぶように見えています。
また、洞爺湖を挟んで対岸には有珠山や昭和新山等の山並みも上から見下ろす感じで広がって見えています。
中島は、洞爺湖に浮かぶ4つの島(大島(おおしま)・弁天島(べんてんじま)・観音島(かんのんじま)・饅頭島(まんじゅうじま)の総称です。
※ 中島の周辺には、湖底にあるものを含めて11の火山体があることが確認されています。
中島の中で一番大きな「大島」は周囲が9.6㎞で、最高点(トーノンヶㇴプリ)は標高455mで島全体が広葉樹林におおわれています。)
ほか3島の最高点は、観音島(標高171.7m、湖面標高87.7m)、弁天島(標高126m、湖面標高42m)、饅頭島(標高116m、湖面標高32m)となっています。
中島から南に300mほど離れて浮かぶ一番小さな島の「饅頭島」は直径200m、湖底60mから急傾斜で湖面に山頂を出しています。
大島にはエゾシカがいますが、この饅頭島は離れているのでシカも泳いで渡れず植生は豊かなのだそうです(北海道は各地でシカの食害で困っています)。
洞爺湖中島巡り遊覧船は年中運行していますが、桟橋のある「大島」に夏の間だけ上陸できるクルーズを実施しています。(冬季は下船できないため夏季よりも短い約45分のルート。夏期は約80分)
大島には「中島・湖の森博物館」やカフェなどの施設があり、近くには散策路もあるので大島の自然を満喫することが出来ます。
砂州でつながっている観音島と弁天島には以前は遊覧船が寄港していたそうですが、今は湖畔で営業している会社のモーターボートでしか行くことはできません。
洞爺湖畔にはもう一つ「珍小島(ちんこじま)」(虻田郡洞爺町)という湖畔と砂州(さす)でつながっている陸繋島(りくけいとう)があります。
その周囲は約200m、面積約2000㎡の無人島で洞爺湖々面からわずか1mしかなく、党内には小道と2つの石碑・四等三角点「チンコ島」(標高84.1m)があります。
洞爺湖の増水時にはさすが水没してしまうようです。
季節によっては歩いて渡れることから、「珍しい小島」の意味で名付けられたという一説があるそうです。
私は今まで「珍小島」の存在を知らなかったので、今度洞爺湖へ行く機会があったら行って「どんな島なのか?」見てこようと思いました。
※ 洞爺湖・珍小島(ちんこじま:陸繋島;りくけいとう)
話をサイロ展望台に戻しますが、北海道土産を扱うショップやレストランも併設されて、「洞爺湖キャラメルプリン」が一番人気のようです。
5~10月は敷地内でヘリコプターによる「洞爺湖スカイクルージング」が営業されています。
洞爺湖スカイクルージングはサイロ展望台の中庭のヘリポートから離発着を行い、1人3分5000円からフライトコースによって料金は変わります。
洞爺湖や中島はもちろんのこと有珠山や昭和新山なども上空から望むことができるそうです。
※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
※ フリー百科事典ウィキペディア「道の駅くろまつない」「洞爺湖」「中島」「珍小島」「饅頭島」、北海道の道の駅総合サイト北の道の駅「道の駅くろまつない」「道の駅 らんこし・ふるさとの丘」「道の駅らんこし・ふるさとの丘」、黒松内観光協会サイト「ブナ北限の町」、北海道公式観光サイト HOKKAIDO LOVE!「サイロ展望台」、株式会社マルナカ総業サイト「北海道 支笏洞爺国立公園 サイロ展望台」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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