『登山日記・いぶりの山々』-鷲別岳・山頂へ-

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山頂 こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、1回目の今回は「鷲別岳・山頂へ」を紹介します。

          (訪問日:2020年(令和2年)10月下旬)

 前回では「825mピーク」や「856mピーク」そして「岩塔」を通過しながら登ってくる西尾根コースとの合流点、隣の山「カムイㇴプリ」へ縦走するための水元沢コースへの分岐点を通過し、私は山頂目指して進んで行きました。

 山頂に近づいて行くと、登山道の所々に薄い板状の石が敷き詰められていて石畳となっていました。

 「山頂間近のこんな高い所に石の板を運び上げて敷き詰めるなんて大変だっただろうな…」と思いながら歩きました。

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↑ 登山道の先についに鷲別岳のシンボル?白鳥の鐘が見えてきました

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↑ 遠くに霞んで見えていた昆布岳(標高1045.1m)

 山頂に近づくにつれて眺望も一層利くようになり、西の方角には数年前に登った三角定規のような形の「昆布岳」(標高1045.1m)らしい山陰が見えていました。

 二等辺三角形ではなくて「30度と60度の三角定規」みたいな独特の形をしているので多分間違いないと思いました。

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↑ 山頂に向かう途中にあった一等三角点

 反対の東側の方角には室蘭港、そこに架かる白鳥大橋、遠くに霞んでいますが噴煙の白い筋が出ている樽前山(東山三角点標高:1022m)の溶岩ドーム(標高1041m)が見えていました。

 溶岩ドームの左隣りには「風不死岳(ふっぷしだけ)」(標高1102.5m)も見えていました。

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↑ 倶多楽湖(くったらこ)の外輪山(最高地点は窟太郎山:534m)(画像左)、高度が足りないのでしょう…倶多楽湖面は見えませんでした

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↑ ダムなのか?と思い調べてみましたが、地図にも該当するダムはなく(株)日本製鋼所室蘭製作所鷲別水源地ではないかと思われます。

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 支笏湖(しこつこ)を挟んで風不死岳の向かいには「恵庭岳(えにわだけ)」があるのですが、風不死岳に遮られて見えないのでしょうか?

 古い話になりますが、因みに恵庭岳は1972年に札幌で開催された冬季オリンピックの「滑降コース」が造られた山です。

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 (株)日本製鋼所室蘭製作所鷲別水源地・・・鷲別岳を水源地する2級河川の鷲別川の下流域は感潮河川のため河口から新鷲別橋までの感潮区間は海面と同程度の水準で潮汐の影響を受けやすくなるため排水口に逆流防止のフラップゲート(開閉蓋)が開口部に据え付けられている。河川の途中には落差工や砂防堰堤が造成されている。河口から約5㎞上流にあるのが日本製鋼所室蘭製作所鷲別水源地で製鋼プラント用の工業用水として利用されている。

※ 落差工・・・河床(川底)の高さや河床勾配を安定させるために、河川を横断して設けられる施設を床固めまたは床止めといい、床止めに落差がある場合を落差工(らくさこう)という。

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

山頂へ 山頂へ 

↑ 樽前山の樽前ドーム(画像左)、 隣にあって縦走する予定のカムイㇴプリ(画像右)

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↑ 山中に見えた建物で、何の建物か分からなかった(画像左)、2008年北海道洞爺湖サミットの会場になったザ・ウィンザーホテル洞爺(画像右)

山頂 山頂

山頂 山頂

↑ 山頂(標高911m)に着きました、大きくて立派な山頂標識と「白鳥の鐘(はくちょうのかね)」

 キョロキョロと周囲に見える眺望を楽しみながら歩いて行くと、待望の鷲別山々頂に着きました。

 右手の南の方なだらかな斜面でしたが、左手の斜面は怖いほどの急斜面でした。

※ 白鳥の鐘・・・1978(昭和53)年に室蘭ハイキングクラブ会員の茶道方円流総師範千葉和子氏が設置したという鐘で、同会の会員らが毎年手入れをしているそうで長い時の流れを感じさせない姿と音色です。

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

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↑ なんてったって私にとってはこの山の姿が一番です、「羊蹄山」。まだ雪が残っている姿も良かったです。ズームしてみましたが、登山者の姿は確認できませんでした!

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↑ 地元の方達から室蘭岳とも呼ばれている鷲別岳、室蘭市街から港、白鳥大橋等の眺望は素晴しい!夜景もきっといいんでしょうね、夜に登山する気には私はならないですが…

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 天気も良かったので360度の眺望は素晴しく、すぐ傍には隣りの山「カムイㇴプリ」(標高750m)が見えていてピークが3つほど並んでいますが、次に目指すカムイㇴプリは一番右側のピークで、真ん中のピークは「奥カムイㇴプリ」というのだそうです。

 カムイㇴプリへの分岐点から行くと、右端の方から左の方へ巻いて三つのピークへ登って行き最初のピークがカムイㇴプリということのようです(スマホの地図アプリを見ると)。

 30分程山頂に滞在、鐘を鳴らし画像も一通り撮りながらゆっくり休憩もとりましたので、カムイㇴプリへ向けていよいよ出発しました。

※ ウィキペディアフリー百科事典「 鷲別山」「だんパラスキー場」「川又温泉」「鷲別川」「倶多楽湖」、胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」、室蘭市ホームページ「室蘭市」「白鳥ヒュッテ」「室蘭市だんパラスキー場」を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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