『登山日記・いぶりの山々』-紋別岳・みはらし平~8合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回の紋別岳は、「紋別岳・みはらし平~8合目」までの様子を紹介します。
(訪問日:2020年(令和2年)10月下旬)
前回では、たどり付いた7合目のいっぷく広場で休憩し、室蘭港や白鳥大橋などの眺望を楽しみながら撮影していました。
十分に休むことができた私は、広場から北の方角の先に見えていた次のピーク(前紋別岳:標高715m)に向かってそろそろ出発しようか身支度を整えて、広場から一筋に伸びている稜線上の登山道に入って行きました。
↑ 笹原の中にくっきりと道が伸びています
↑ 稜線上び道から東側を眺めました、近くには稀府岳(まれっぷだけ)、遠くには徳舜瞥山・ホロホロ山、オロフレ山、来馬岳なども見えるらしいのですが、未熟な私には区別がつきませんでした。
みはらし平や8合目へは尾根上を歩く道なので、右手も左手も眺望が利きますので景色を楽しみながら歩くことができました。
いっぷく広場からは下り坂ですが、下がり終わると今度は上りが待っています。
↑ ガマン坂が9行く手に立ちはだかっていました
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
誰が名付けたのか知りませんが、上り坂の中で一番の急坂を「ガマン坂」というそうです。
急坂で息も切れ切れになりながら登って行くような坂なので、その名が付いたのでしょう。
↑ 南西側の内浦湾の海岸線と伊達市の街並み
↑ ガマン坂を登り切りました!(画像右)
しかもここは唯一のロープ場になっていることからも、その急坂加減がわかるでしょう?!
とはいっても、私はこれまででもっと急な坂の登山道も経験していますので、ロープの力を借りなくでも大丈夫でした。
↑ 山の向こうに洞爺湖、その左隣り湖畔に見えている茶色っぽい小山が昭和新山、その左隣りの高い山が有珠山(最近では2000(平成12)年に噴火しました)
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
ガマン坂を登りきると平らな所に出ますがそこが「みはらし平」です。
その名にあるように見晴らしも良く、天気も良かったので遠くまで眺望が利いて絶景が見られました。
↑ みはらし平に向けて緩やかな上り坂を進みます
振り返って南側を眺めると、内浦湾(噴火湾)の海岸線に沿って西側に見える街並みは伊達市街でした。
噴火湾を隔てて海の向こうに見えるのは駒が岳、その山頂付近には雲がかかっていたので、特徴的な剣ヶ峰の尖がり帽子の山頂までは確認できませんでした。
↑ みはらし平にたどり着いたようです、その名の通り眺望がすばらしかったです
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
内浦湾の東側の海岸線、長万部町から八雲町、森町へつながっている陸地とその山並みが霞んではいましたが見えていました。
内浦湾の真ん中辺りを一隻の貨物船が進んでいる様子も見えました。
↑ みはらし平の標示板、逆光のせいもありますが実際表示板の字もかなり薄くなっていました
西側の山と山の間から海岸近くにある伊達市上長和町(だてしかみながわちょう)市街地を通る国道453号線の上で十字に交差する道央自動車道の高架道路も見えていました。
私は函館方面へ行くときには、ちょくちょくその国道453号線も上空の道央自動車道の高架道路もどちらも利用させてもらっているので親しみをもって眺めていました。
↑ 南西の方角の様子です
↑ 東から南東の方角の様子、内浦湾から太平洋
同じ西側のさらにもう少し北へ視線を移すと、山並みの向こうに洞爺湖とその湖の中にある中島も見えていて、湖の南隣りに大きな有珠山と小さく盛り上がって見える昭和新山も見えていました。
↑ 内浦湾、海を隔てて対岸の風景、山だけ見ると北の海上に浮かぶ利尻島・利尻山を連想してしまいました
みはらし平を過ぎると間もなく8合目の標示板が見えてきました。
緩やかな上り坂の向こうに見えているピークは「前紋別岳」(標高715m)かな?
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
8合目の標示板の前で小休憩した後、次は前紋別岳のピーク目指して歩き出しました。
前紋別岳のピークから少し左・西の方へ向きが変わって稜線上のコースが伸びている様子が分かりました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
緩やかな坂道を下ってから次は上り坂になって、登りきったところに目指す紋別岳山頂がある様に見えていました。
見えている稜線を辿って視線を移していくと、ガマン坂のような急な坂道はないようなのでひと安心しました。
山頂までもう少しと分かったことと、さらに嬉しかったのはその稜線の向こうに羊蹄山が顔を出していたことでした。
その残雪の筋が何本か見えている山頂付近には雲がかかっていて見られませんでしたが、久々に目にした羊蹄山の姿に感動しました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 伊達紋別岳」、『胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」』を参考にさせて頂きました。
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