『北海道のダム』-鷹泊ダム-

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鷹泊ダム こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「鷹泊ダム(たかどまりだむ)」(深川市鷹泊2404番地先)を紹介します。

                (訪問日:2020年(令和2年)8月上旬)

 鷹泊ダムは、石狩川水系雨竜川(いしかりがわすいけいうりゅうがわ)にある発電および灌漑用水用の重力式コンクリートダムです。

 堤高37.0m、堤頂長170.5m、湛水面積173ha、総貯水容量2151.8万㎥です。

 ダム管理者は北海道で、本体施行者は秋島建設、1949(昭和24)年に着工し1953年(昭和28)に竣工しました。

鷹泊ダムへ 鷹泊ダムへ

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鷹泊ダム 鷹泊ダム

※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 「鷹泊ダム」(たかどまりだむ)も南部に上湯内ダムがあります。

 前回紹介しました上湯内ダムからですと、道道920号線を北上し国道275号線に合流しさらに北上します。

鷹泊ダム 鷹泊ダム

鷹泊ダム 鷹泊ダム

鷹泊ダム 鷹泊ダム

 鷹泊岩を通過し2㎞ほど進んだ辺りにある交差点で左折し5㎞ほど道なりに行くと本ダムに着きました。

 ダム直下に鷹泊発電所があり最大24.5㎥/sの水量で5,700kWの電力を発電しています。

鷹泊ダム 鷹泊ダム

鷹泊ダム 鷹泊ダム

鷹泊ダム 鷹泊ダム

※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 堤体にはクレスト部にローラーゲート5門を備えています。

※ クレスト・・・一般的には山頂、頂上の意味ですが(crest)、ダムでは水を流すための越流頂をクレストといい、多くの非常用洪水吐きは越流頂で構成されており、さらに越流頂に機械式水門(ゲート)が取り付けられているとき、その水門をクレストゲートといいます。

 ダム湖名は、鷹泊貯水池(たかどまりちょすいち)です。

鷹泊ダム 鷹泊ダム

※ 以下、碑文より

『 明治の中期先人は雨竜川を基幹として千古の密林を拓き水田地域開発の緒を開いた。 爾耒時代の変転に従い流域一帯の森林過伐は極度にかんがい用水の不足を招き且太平洋戦争終結により食糧難は深刻化した。昭和二十二年流域九ヶ町村は雨竜川水利開発期成会を結成し既成水田五千町歩の補水と千七百町歩の新規造田を企図しその対策に全力を挙げた。仝二十五年北海道総合開発事業の先駆としてこの地を選び多目的ダムの建設に着手し仝二十八年めでたく完工した。引続き拾有余年国営、道営かんがい排水事業等の実施により地域の農業頓に躍進、圣営彌々安定しつゝある。茲に地域住民共に雨竜川総合開発の偉業を讃え永くこれを後世に伝える。
           昭和四十一年九月十五日
            北海道開発局長 游佐志治磨 書     』

鷹泊ダム 鷹泊ダム

鷹泊ダム 鷹泊ダム

鷹泊ダム 鷹泊ダム

※ 北海道サイト「鷹泊発電所(たかどまりはつでんしょ)」を参考にさせていただきました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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