『登山日記・いぶりの山々』-紋別岳・いっぷく広場-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回の紋別岳は、「いっぷく広場」(7合目)までの様子を紹介します。
尚、同名の「紋別岳」が千歳市にもあり、その標高は866mです(この山にも登りましたので、後日改めて紹介する予定です)。
(訪問日:2020年(令和2年)10月下旬)
前回では、入山ボックス前を早々に出発しけっこう傾斜のある道を登って行きましたが、その分高度が稼げるためか振り返ると噴火湾や伊達(だて)市内が一望できました。
やがて「草分け神社跡」を過ぎ、そして3合目「一望台」に着きました。
きつい斜面(今回の登山で一番きついと思ったのはこの辺りです)を登って来た私にとっては絶好の休憩場所となり、有珠山や昭和新山、洞爺湖、その奥に羊蹄山、ニセコ連山などの眺望を楽しみ、道端のベンチに腰かけて息を整えながら水分補給などをしました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
この辺りは傾斜もだんだん緩くなってきて息が上がることもなく、視線の先の木々の間からは稜線らしいものが見えていました。
山の秋は早いのでしょうか?葉っぱのほとんどを落としている林の中の緩やかな登山道をガサガサと音を立てながら歩いて行ると、やがて視線の先に樹木の幹に付けられた「6合目」の小さめの表示板が目に入ってきました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
「もう半分以上登って来たんだ…」と思いながら足を止め周囲の様子を見回して見ました。
葉が少ない分見通しが利くようになって、木々の間に見えている遠くの風景は稜線が横長にぐるりと伸びていて、その線上に小さなピークがポコン、ポコンと二つほど見えていました。
「もしかしたら、あのピークどれかが目指している紋別岳の山頂なのかな?」、「それじゃっこの後この先をぐるっと180度回って見えているあの稜線上を歩いて行くことになるのかな…?」と思いました。
この後のコース、急な坂道の登りは見えている限り無さそうなので安心しながらまた歩き始めました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
すっかり回復した私は、さらに登って行きましたら道端に「ガンバレ岩」と書かれた岩に応援してもらいました。
その岩の裏側に回ってみると「マタキテ」と書いてありました。
緩やかな道をゆったりと歩いていると、やがて7合目「いっぷく広場」に着きました。
細長い広場にベンチが五つほど並んでいて、まさに「ここでいっぷくして行ってよ!」と言わんばかりの広場でした。
地形図を見ると、ここ「いっぷく広場」も標高644.4mの一つのピークとなっていました。
私が訪れた日は天気が良く温かくて風もほとんどない日でしたので最高でしたが、風が強い時には吹き曝しになり体感温度も低くなるでしょう。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
広場からは隣りの山「稀府岳」(まれっぷだけ:標高702m)や太平洋や港を見ることができました。
太平洋に目をやると、室蘭市のある絵鞆半島(絵鞆半島)や大黒島(だいこくじま)、室蘭港、室蘭港に架かる白鳥大橋(はくちょうおおはし)なども確認することができました。
↑ 「7合目・いっぷく広場」標示板(画像左)、絵鞆半島・室蘭港入口にある大黒島(画像右)
↑ 室蘭港入口にある大黒島(画像左)と絵鞆半島・室蘭港(画像右)
↑ 室蘭港(画像左)、室蘭港に架かる白鳥大橋(画像右)
↑ 室蘭港に架かる白鳥大橋
紋別岳のいっぷく広場から室蘭港や白鳥大橋まで見ることができるなんてここに立つまで知りませんでした。
いっぷく広場から北方向に向かって次のピーク(前紋別岳:標高715m)まで稜線上に一筋の道がクッキリと伸びている様子が見えました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
いっぷく広場のベンチに腰掛けてゆっくりと休憩し、そこから見える眺望を十分に堪能し画像にも記録できましたので、再び歩き始めました。
多少のアップダウンはありましたが、すぐに息を切らしてしまう私でもそんなに苦にならない稜線歩きでした。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 伊達紋別岳」、『胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」』を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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