『道東の旅Ⅲ』-津別峠展望台-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「津別峠展望台(つべつとうげてんぼうだい)」(網走郡津別町字上里(あばしりぐんつべつちょうかみさと)を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)
前回で紹介しました「神の子池」を後にして、次の目的地「男鹿の滝」へ向かうために道道1115号線をさらに北上して行きました。
今にもヒグマが出てきてもおかしくない雰囲気漂う中ではありましたが、難なく滝の鑑賞を終え愛車の元へ戻りました。
※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
時計を見ると日没も近い時刻になっていたので、「今夜の寝床となる道の駅を決めて早々に向かわなくては…」と思い、ロードマップを取り出し適当な場所を探しました。
緑ダム辺りから一番近い道の駅としては清里町の「パパスランドさっつる」があるのですが、翌日の行動予定を考えると一番都合がよかったのは毎度お世話になっている弟子屈町の「摩周温泉」でした。
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というのも屈斜路湖の南西側にある「津別峠からの眺望がすばらしい」ということを何かで読んで知っていたので、「ここまで来たらぜひ寄ってその景色を拝んでから帰りたい」と思っていました。
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翌朝いつものように早朝に道の駅を出発し、屈斜路湖の南端にある和琴半島(わことはんとう)から湖の西側の湖畔沿いを走っている国道243号線を北上していきました。
和琴半島から4㎞ほど進んだ辺りに「津別峠」への道路標識があり、そこを左折して道道588号線に入り峠へ向かいました。
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津別峠は、網走郡津別町と川上郡弟子屈町との境にあり標高754mの峠で、屈斜路湖畔西部沿いを走る国道243号線から屈斜路交差点で道道588号線(屈斜路津別線)に入り津別市街へ向かう途中にあります。
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屈斜路湖周辺にある峠(美幌峠;標高525m、藻琴峠;標高649m)の中で一番標高が高い峠で、道幅は狭く(大型バスは通行禁止で入って行けないそうです)急峻な山道がくねくねと続きます。
さらに分岐した林道を2.5㎞ほど登った所に中世ヨーロッパの古城を連想させる標高947mの津別峠展望台があります。
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そこからは360度の大パノラマが広がっていて、屈斜路湖はもちろんのこと天気が良ければ遠くオホーツク海や知床連山、斜里岳、摩周岳、雌・雄阿寒岳なども見えるそうです。
また、雲海の広がる名所としても知られていて屈斜路湖を覆いつくしている景色もすばらしく全国からカメラマンが集まって来るそうです。
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今回、津別峠展望台を紹介の記事を読んで興味がわき訪問してみたのですが、実際に来てみて展望台に立ちその眺望の良さにビックリするとともに感動してしまいました。
決して標高の高い山に苦労して登るわけでもなく、それどころか車に乗ってくねくね道を登ってわずか標高947mの展望台に来るだけで360度すばらしい眺めを堪能できるなんで他のどこにもないのではないかと思いました。
展望台の東側の眼下に雄大な屈斜路湖、その向こうに知床の山並み(雲のため、これはあまりはっきり見えなかったような…)から始まり斜里岳、標津岳、硫黄山、摩周岳に至る山々を見ることができました。
展望台の西側には手前の山並みの向こうにまず雄阿寒岳、そこから少し右側に噴煙が昇っている雌阿寒岳と後ろに重なるような形で阿寒富士を見ることができました。
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贅沢を言わせてもらえれば「青空の元でそれらの眺望を見てみたかった」、早朝だったので「朝曇り」ということもあったのか?雲が割と多かったのが残念でした(それでも道東の山々を眺めることができたので幸運でした…)。
※駐車場(無料)、トイレ、売店が設置されています。開館時間は9:00~19:00、トイレは24時間利用可。
※ 11月から5月下旬までは冬季通行止めになり、展望台へ行くことはできないそうです。
※ 津別町ホームページ「津別峠展望施設」、プレスマンユニオンサイト北海道STYLE「オホーツク・網走津別町津別峠展望台」、一般社団法人摩周湖観光協会サイト弟子屈ナビ「期間限定の絶景ポイント」、 フリー百科事典ウィキペディア「津別峠」、株式会社パム・サイトたびらい「屈斜路湖を望める隠れた名所」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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