『道北の旅Ⅱ』-利尻島から礼文島へ-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「利尻島から礼文島へ」ということでフェリーでの移動の様子を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)7月下旬)
前回紹介しましたように「ポン山」への登山(というほどのことでもなかった気もしますが…)を終えて利尻島を大雑把に観光できたので、翌日からは礼文島へ渡り主だった所の観光名所巡りを計画していました。
↑ 「海の駅 いお入口横の壁に掲示されている「稚内・利尻・礼文 航路」案内板、今回乗るフェリーの航路は、利尻島・鴛泊港(おしどまりこう)から礼文島・香深港(かふかこう)を結ぶ航路(所要時間:45分)です。
※ 以下の動画には風切音、機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
↑ 私がこの時礼文島に渡る際に乗ったフェリー「フィルイーズ宗谷」です。実はこの「フィルイーズ宗谷」は2019年(令和元年)10月31日で運行を終了しフィリピンに売却されました。現在はフィリピンのセブ島付近で就航しているそうです。私が乗ったから運行終了!ではないと思いますが、縁あって乗った船ですのでちょっと寂しい気持ちになりました。
※ 現在「稚内・利尻・礼文 航路」で運行しているフェリーは、「アマポーラ宗谷」「サイプリア宗谷」「ボレアース宗谷」の三隻。
●アマポーラ宗谷は、フィルイーズ宗谷の代船として建造され、その船名は利尻島に自生する希少固有種の黄色い花「リシリヒナゲシ」に因みスペイン語から命名されました。船体後方に塗装されている模様は、社章の「H」をベースに「日本海の濃藍」とリシリヒナゲシをイメージした花の黄色でデザインされています。
●サイプリア宗谷は、礼文島にのみ生息するレブンアツモリソウに因んでアツモリソウの学名「サイプリペディウム」に国・地域名「IA」を合わせた造語から命名されました。コーポレートカラーの濃藍と朝焼け・夕焼けをイメージした「茜色(あかねいろ)」でデザインされています。
●ボレアース宗谷は、ギリシャ語で「北風の神」の意味で、厳しさ・たくましさ・おおらかさを見せる宗谷の「北風」から命名されました。社章をベースに濃藍の基本色と「ナナカマド」をイメージした「赤色」でデザインされています。
「海の駅おしどまり」内にあるPCコーナーで調べた「10日間天気予報」によると、ここ数日は雨には降られないようですがすっきりした晴れも望めない「曇り」続きの天気になるという予報でした。
※ 以下の動画には風切音、機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
↑ 鴛泊港フェリーターミナル「海の駅おしどまり」の乗降口は2階にありますのでエスカレーターで2階に上がりました。
↑ この時は「新型コロナウィルス感染症」の「コ」の字の欠けらもない頃でしたので、日本全国さらには世界各国からの観光客で賑わっていました。
※ 以下の動画には風切音、機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
↑ 時代ですね~、2階にはイス・テーブル・電源が用意されているPCコーナーがありました。出港時刻まで時間がありましたので、日本気象協会の「10日間天気予報」をパソコンで調べてみました。さらに進んで現在はスマホの時代ですが、この時の私は「ガラ携」しか持っていませんでした。無料Wi-Fiも利用できるので、もうパソコンを借りるのも時代遅れですね。
利尻島同様に礼文島も細かな名所・穴場などをあげたら10か所や20か所は軽くあることでしょうけれど、限られた日数(往復運賃の有効期限は14日間)の中で見て回れる数には残念ですが限りがあります。
礼文島観光で計画していた日数は今日と明日の二日間、もし天気が良くて礼文岳に登れそうならプラス1日で三日間、と考えていました。
↑ たまたま私は外国人の二人組の後になりました。女性の方でも私より上背があり50リットルはありそうな大きなリュックを背負っていました。「オ~~、インターナショナル!ウ~ン、たくましい!」と心の中で…。
※ 以下の動画には風切音、機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
この旅をした頃、私は失業中で毎日が日曜日状態でしたので「いついつまでに必ず帰らなければならない」という訳でもありませんでした。
一番気になっていたのは「天気」で、私的には「雨の日には写真を撮りたくない(風景写真は青空が良い)」と思っているので観光地巡りをしても画像が残せず、使う時間とお金が無駄になってしまうだけです。
※ 天気については私がフェリーに乗って利尻島に渡ってきた当日が一番のピークだったようで、今思い返しても空は晴れ渡り利尻山もきれいに見えていた最高の日でした。
車同伴では運賃がかなり負担になるので節約のため車は港の駐車場(無料)に置いて、私だけフェリーに乗り、礼文島観光の現地での足としては「レンタルバイク」を第一希望、出払ってて借りられない時は「レンタル自転車」、それもない時は「観光バスまたは路線バス」での移動を計画。
※ 以下の動画には風切音、機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
↑ 船内デッキから先日登ったベシ岬そして灯台。ここから見て今更ながらに「いや~~あんなに急な坂道だったんだ~っ」と驚いた私でした。
実際、1日目は限られた台数のバイクが全て出払ってしまい借りられず、辛うじて残っていたママチャリのような自転車(確か3段変速機能は付いていたように覚えています)をゲット! 多少の坂道はありましたが衰えつつある自前の脚力で頑張って周りました。
因みに礼文島観光1日目は、島の南側にある観光地を巡って歩こうと考えていました。
↑ 念願だった秘境の島・礼文島へ向けてフェリーは鴛泊港を出港し、ベシ岬前の海を通過していきました。
秘境の島礼文島の様子の紹介は次回からにしたいと思いますので、よろしくお願いします。
※ 利尻島観光ポータルサイト「りしぷらRISHIRI PLUS 『利尻島』」・「りしぷらRISHIRI PLUS「利尻富士町サイト 『礼文島』」、フリー百科事典ウィキペディア「アマポーラ宗谷」、「サイプリア宗谷」、「ボレアース宗谷」、「フィルイーズ宗谷」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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