『登山日記・雄阿寒岳』-9合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「9合目」までの様子を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)8月上旬)
1944年(昭和19年)から1946年(昭和21年)まで職員が常駐していたという阿寒岳測候所山頂観測所の跡がある8合目を出発し、9合目を目指します。
両脇にハイマツが繁る緩やかな登山道を登って行くと、小さな谷の向こうに一段と高いピークが見えています。
「多分あのピークの山頂が最終目標地点の雄阿寒岳山頂なんじゃないか?」と期待しながら進みます。
これまでにも「あれが山頂じゃないか!?」と張り切って登って行ったら、「その向こうにまたピークがあった!」「一つならまだいい方で、二つ三つ先のピークが山頂!」何て期待を裏切られることが一度や二度ではありませんでした。
地図を見ると、この道の左手の低く落ち込んでいる所が雄阿寒岳の火口で、今歩いている道のある所はその外輪山ということになるようです。
羊蹄山や雌阿寒岳などで見えるように「真に火口」という感じではなく、すり鉢のように凹んでいるとは思いますが、樹木が深く繁っているので「あそこに火口があるんだろうな…?」という感じでした。
調べてみると、雄阿寒岳は約5000年前から後期活動が始まり約1000年前までには活動を終了したそうですので、樹木など生い茂るのも当たり前でしょう。
羊蹄山の細心の噴火は約1000年前に発生したと推定されていて、雌阿寒岳は今も活動している活火山です。
緩い坂を上り詰めた先にはけっこう急な下り坂になっていました。
「この坂を下るのか…、「行きは良いヨい帰りは怖い」帰りは急な上り坂だ…」
立ち止まり道の先を眺めてみると、下りきった先には当然登り坂が待ちかまえていて、さっき見た一段と高いピークへと続いています。
その途中には、草木が剥げたガレ場のような所も見えています。
グルリと周りの景色も眺めてみると、遠くの深い森の中に小さな湖が見えていました、多分「ペンケトー」です。
「う~~~ん、よしっ!」覚悟を決めて、「あのピークの山頂まで一気にがんばるゾっ」と下り始めました。
坂を下っている途中、繁っている樹木の中にポツンと小さな地面が見えていて、その端に看板のような物が立っているのが見えました。
この坂を下りきった所が「9合目」で、さっきチラッと見えていた道標もありました。
ということで「下りたからには上らなければなりません!」、この上り坂の先に目指す「雄阿寒岳山頂」が控えているということは確実なようです。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
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※ ウィキペディアフリー百科事典「 雄阿寒岳」を参考にさせて頂きました。
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