『登山日記・十勝岳連峰』-十勝岳避難小屋-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「十勝岳避難小屋」までの様子を紹介します。
訪問日:2020年(令和2年)8月下旬)
前回では望岳台を出発した後、吹上温泉白銀荘への分岐を過ぎ、美瑛岳へ通じる雲ノ平分岐の標識の立つ所に着きました。
ほとんど疲れを感じることもなくここまで来ましたので、画像などを撮った後は休憩する必要もなく次の目標に向かって歩き出しました。
ここまでは森林帯は全くなく傾斜も緩やかで低木と草花、大小様々な石がゴロゴロして多少歩きにくい所もありましたが、息が上がることもほとんどなく順調に高度を稼ぐことができました。
望岳台防災シェルターが振り返るたびに小さくなり、そこへつながる細い道が山肌にくっきりと見えるので、その伸びた跡の長さから歩いた距離を実感することができました。
これまでの登山では登って来た時間は時計で分かりますが、今山のどの辺りを歩いているのかまでは分かりにくかったのですが、ここではその眺めから感じることができました。
そんなことを思いながら気持ちのよう青空が広がり山陰から太陽も顔を出して始め眺望を楽しみながら歩いていると、視線の先に山小屋らしき建物が見えてきました。
それが「十勝岳避難小屋」で、時計を見ると登り始めてから2時間近くかかって着きました。
※ 以下の動画には風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際して音量にご注意ください。
この十勝岳避難小屋は資料によりますと、それ以前の小屋が1968年(昭和43年)に建てられたもので築40年が経ち老朽化が甚だしいため、2008年(平成20年)12月に建て替えられたものだそうです。
資料には木造平屋建てで面積29.16㎡、風除室・小上がり・避難室があり、収容人員は20人、水場やトイレは無しとなっています。
中に入ってみると、緊急用ヘルメットがたくさん壁に掛けられてあるのが目につきました。
他にはロープやスコップ、災害時に役立ちそうないろいろな物がケースに入って置かれていました。
※ 以下の動画には風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際して音量にご注意ください。
収容人員20人とありましたが、もっと多くの人が利用できそうなくらいの広さがあるように思えました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 十勝岳」を参考にさせて頂きました。
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