『旅・徒然に』-ピンネシリと望来浜-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「ピンネシリと望来浜(もうらいはま)」と題して、途中で雪が残る「樺戸山地」を眺めながら春の望来浜へ寄って来た時の様子を紹介します。
(訪問日:2020年(令和2年)5月上旬)
新十津川町方面への取材の帰り道、まだ時間もありこのまま帰宅するのももったいないと思い、月形町を通るので知来乙地区(道道11号線)から当別町の青山経由(道道28号線)して山を越え厚田区の海岸(道道11号線)へ出て望来地区(国道231号線)を通って石狩市方面へ向かうコースを選びました。
このコースはこれまでにも何度か通ったことのある道で平坦な国道を行くよりも距離は長くなりますが山の中や海岸を行く自然を楽しめるコースだと思っています。
「ピンネシリ」の名が付いた山は北海道内にいくつかあります。
一つは私がこれから紹介する「ピンネシリ」は、新十津川町と当別町の境にある標高1,100.4mの山です。
二つ目は日高総合振興局様似郡様似町にあるアポイ岳の北側、幌満ダムの西側に位置している「ピンネシリ」で標高958mです。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
もう一つは漢字表記で「敏音知岳」と書いて「ぴんねしりだけ」と読み、宗谷総合振興局枝幸郡中頓別町にある標高703.1mの山で、「道の駅 ピンネシリ」の横に登山口があります。
「ピンネシリ」・「神居尻山(かむいしりやま)」・「隈根尻山(くまねしりやま)」のどれも1000m前後の三つの山を「樺戸三山」と呼んでいます。
このピンネシリ山頂には、道内四か所(函岳(はこだけ;道北)、霧裏山(むりやま;道東)、乙部岳(おとべだけ;道南))に設置されている「レーダー雨雪量計」の内「道央レーダー雨雪量計」があります(ピンネシリ山頂にのっている球形の物がレーダードームです)。
もう数年前になりますが、私は新十津川のそっち岳スキー場近くにある登山口からこのレーダー雨雪量計の脇を通ってピンネシリ山頂(このレーダー局舎の数m先に山頂標識がありました)まで登りました。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
新十津川町、ピンネシリとくると「ピンネシリ登山マラソン」が知る人ぞ知るイベントで、全コース合わせて約480人くらい(山頂コースで約150人)の参加者がいた年もあったそうです。
ピンネシリ登山マラソンは、その名の通り町内の公園からピンネシリ山頂までの約21kmを往復する(山頂コース、他にも30㎞・15㎞コースがあります)ものです。
そのコースの半分くらいは山頂にあるレーダー観測施設の舗装された管理用道路を登り、後は砂利道の林道になります。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
残念ながら2020年、2021年と新型コロナウイルスの感染拡大防止のために大会は中止となったようです。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
望来浜は、国道231号線の近く望来川の北側に隣接していて、海水浴シーズンには「望来浜中央海水浴場」として利用されています。
※ 前出したもう一つの「敏音知岳」でも毎年山開きを記念したイベントとして「敏音知岳登山マラソン」が行なわれていましこちらもたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために大会が中止となったようです。
※ レーダ雨雪量計・・・広範囲で高精度な雨量と降雪量を把握することができ、昭和50年に群馬県赤城山に第一号が設置されました。道央レーダ雨雪量計は定量観測(半径120㎞)で石狩川流域を、定性観測(半径198㎞)で北海道全域をほぼカバーすることができます。屋上に直径7mのレーダードームを配置した3階建てのレーダー局舎は昭和62年(1987年)に完成しました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「樺戸山地」、「ピンネシリ 」、「国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部サイト『66 道央レーダー雨雪量計【札幌開発建設部】治水100年レーダー雨雪量計』」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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