『道東の旅Ⅲ』-釧路市湿原展望台-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「釧路市湿原展望台(くしろししつげんてんぼうだい)」を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)
前回で紹介しました史跡北斗遺跡展示館を後にして、道道53号線を数百mほど鶴居村方面へ進みまと右手の小高い丘の上に「釧路湿原展望台」の建物が見えてきました。
釧路湿原展望台の一風変わった建物の形は、湿原に群がる「ヤチボウズ」をモチーフにしたものだからだそうで、1984年(昭和59年)にオープンしました。
『 釧路湿原国立公園 (説明板より)
釧路湿原国立公園は、わが国最大といわれる釧路湿原を中心にその周囲の丘陵と湖沼を含み、釧路市・標茶町・釧路町・鶴居村にまたがる28,788ヘクタールの面積を有しています。
ハンノキの木立を点在させたヨシの草原と蛇行する河川などがおりなす広大な水平景観、その中に見られる動植物のさまざまな営みと原自然の保存度の高さは、わが国では他に類例がない特異性をもっています。
湿原の主要部分は、ラムサール条約により水鳥の生息地として国際的に重要な湿地の指定、登録を受け、国際的にも高く評価されています。
このかけがえのない自然を私達の大切な財産として将来の世代に引き継ぐとともに、その特性を生かした利用を図るために、昭和62年7月31日わが国28番目の国立公園に指定されました。 』
2階の展示室には湿原復元ブースや湿原の動植物を復元したものなど釧路湿原の歴史に関するパネル等が展示されています。
3階は展望室(屋内)、屋上が展望台(屋外)となっています。
3階展望室と屋上からは湿原や釧路の街並みが見えるのはもちろんなのですが、阿寒の山々(雌阿寒岳・阿寒富士、雄阿寒岳、摩周岳など)の姿まで見えた時には大へんびっくりしました。
山好きで登山も趣味の一つにしている私にとっては、この上ない嬉しい驚きで思わずカメラを向けて激撮してしまいました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
釧路湿原展望台から望める「釧路湿原国立公園」は、北海道東部を流れる釧路川とその支流の周辺にあるわが国最大の釧路湿原と湿原を取り囲む丘陵地からなり、面積は28,788haで1987年(昭和62年)に国内で28番目の国立公園に指定されました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
また、1967年(昭和42年)には釧路湿原そのものが「国の天然記念物」に指定され、1980年(昭和55年)には日本で最初のラムサール条約による国際保護湿原に登録されました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
釧路市湿原展望台の屋外には釧路市湿原展望遊歩道(一周2.5㎞、所要時間1時間ほど)の起点があり、遊歩道の各所には解説板が設置されています。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
また、「あおさぎ広場」や「丹頂広場(標高72m)」など7つの広場があり、「サテライト展望台」(標高67m、「いざない広場」から右回りの約1.1㎞はバリアフリー)からは湿原の広大な景観を眺望することができます。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
※ ウィキペディア・フリー百科事典「釧路湿原国立公園」、『国土交通省北海道開発局釧路開発建設部釧路市ホームページ・サイト「釧路湿原展望台」』、『釧路湿原国立公園連絡協議会サイト「釧路市湿原展望台の遊歩道」』を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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