『登山日記・雄阿寒岳』-3合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「3合目」までの様子を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)8月上旬)
前回では、まだまだ余裕で2合目を通過、うっそうと茂る針広葉混交林の森の中を次の3合目へ向かいました。
↑ 所々に急な上りがあったり、木の根が地表に張り出しつま先を引っかけて転びそうになったり、そんな登山道が続きます。
とにかく視界の利かない樹林帯で風通しもあまりなく湿度が高いからでしょうか、樹木の根元辺りに苔が密集して生えている姿をよく見かけました。
↑ 繁った樹木と樹木の間から時折覗き見える景色に励ましをもらいます、ここでは「噴煙を上げている雌阿寒岳」の姿がチラチラと見えていました。
トドマツやエゾマツなどが繁る森の中を黙々とひたすら進む中で、思いがけなく樹木の陰から噴煙を上げている雌阿寒岳の姿が見えた時には感激してしまいました。
↑ そして次にはまた、こんな足元が変化にとんだ林の中の道を焦らずにゆっくりペースで登って行きました。
↑ 頑張って登っていると、その途中でこんな「岩の隙間」に出会いました。不思議なことに岩の割れ目から冷気が吹き出してくるのです!!
こんな山の中、土の中に埋もれ一部顔をのぞかせているだけの岩と岩の隙間から冷たい風が吹き出している様子に驚かされました。
この風は一体どこから入り込んでこんな所から出てきているのだろうか…? 不思議でしかたありませんでした!
↑ 汗をタオルで拭きながら登っていると、行く手に何やら標示板らしきものが見えてきました。近づくと「頂上まであと 4,000m」と書いてありました。
↑ ここでも繁った樹木と樹木の間から「おまんじゅう」の様な形をした山が透けて見えていました。「あれは、山頂の方の山なんだろうか…?」
↑ まだまだ続く樹木の中の登山道
↑ ゴツゴツした木の根っこ! ゴロンと大きな岩の間もすり抜けて!
山頂まであと4,000mという地点を過ぎると、登山道の周辺に倒木が目立つようになってきました。
でも、倒木を避けるように道が変更されていたり、下を通れるようになっていたり、有難いことにしっかり整備されているので困ることはありませんでした。
↑ この辺りは倒木のオンパレード! 回り道をしたり、下をくぐり抜けたりしながら登山道は続いていました。
道の傾斜がだんだん緩やかになり、草木も少なく広く土が出ている平らな所があるのが見えてきました。
↑ そしてまた行く手に何やら標示板らしきものが見えてきました…、近づいてみると待望の「三合目」を知らせる標示板でした。
その広場の端には「三合目」の道標があり、3合目に着いたことが分かりました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 雄阿寒岳」を参考にさせて頂きました。
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