『登山日記・雄阿寒岳』-2合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「2合目」までの様子を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)8月上旬)
前回では、まだまだ元気元気ではりきって1合目を通過し次の2合目へと向かいました。
↑ 所々に「頂上まであと5,000m」などの頂上までの距離を示す標識がありました。
1合目を過ぎた辺りは、樹木の中の平穏な山道が続いていました。
道端の所々に頂上までの距離が書かれた標識があって、おおあと〇〇mか!と励みになるような、まだまだだな…と足腰にズシリとくるようなそんな思いで見ていました。
↑ この辺りに来ると、倒木が目立つようになりました。
さらに進んで行くと、あちらこちらに倒木を見かけるようになりました。
倒木も樹木の奥にあるならいいのですが、中には道を塞ぐように倒れかかっているものもありました。
倒れた木まで高さがある場合は腰を屈めて背中のリュックが引っかからないように注意して通過すればいいのですが、荷物の重みがずっしりと太腿に…。
↑ 「頂上まであと4,500m」、さっきの標識から500m進んで来ました!
この辺りまで来ると木々の間から阿寒湖が見える所もあり、その様子からけっこう標高の高い所まで登ってきていることが分かりました。
調子よく歩いていたら、また倒木に出会ってしまいました。
今度は木と地面の間にあまり余裕がありません、特に私にとっては…。
↑ 倒木の中にはこのように木と地面との間の高さがあまりない場合も当然あるわけです。
細身の方ならくぐれたかもしれませんが、ぽっちゃり(それもかなりの…)タイプの私には…、どう考えても「その間をくぐる」ことは無理そうです!
せめてもう少し木の位置が低ければ難なく乗り越えらるのでしょうけれど…、木をまたいで越える(チラッと脳裏に浮かびましたが)のにも足の長さが足りなさそう…。
片足を上げ、木に手を添えながらヨっコラショ!とリュックを背負った体を木の上まで持ち上げて、一旦木の上に乗っかります。
そこから今度は、両手で体を支えながら片足を下ろして地面に着き、もう片方の足を下ろす…。
そんな行程をイメージしていましたが、案の定上手く行かずひっくり返って「青い空を仰ぐ」ことになりました。
↑ この辺でも樹木の間からまた阿寒湖を見ることができました。
難行苦行もなんのその、辛いことばかりではないのも登山の良い所、ここでも木々の繁り方がまばらな所があってそこから阿寒湖を眺めることができました。
↑ この倒木の場合は、出ている枝をうまく利用してその上を歩いて難なく乗り越えることができました。
↑ 「危険! Danger! 迂回をお願いします!」親切にもこんな表示のある倒木もありました、うれしい!
↑ ここは確か? 「倒木の下をくぐり抜けられた所」だったと思います、良かった良かった!
↑ 足の少し短い私でも倒木の左端をまたいで行けました(右の画像)
数年前に北海道を襲った台風の影響で倒木が多いことになったように記憶していますが、登山道の整備はされていましたので多少痛い思いはしましたがアスレチック気分でここまで登って来ることができました。
ここでも木立の間からですが眼下に阿寒湖の広がりを目にすることができました。
青い湖面の向こう岸近くに小さい島が見えていました、4つある阿寒湖の島の中の「ヤイタイ島」かな?
そんなこんなで歩いていると、道端に待望の「二合目」の標示板を見つけました。
ある資料によると、次郎湖からこの2合目までは約1.3㎞あるそうです。
山頂まではまだまだ距離がありますが、眼下に広がっている阿寒湖のすばらしい光景を眺めながら休憩としました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 雄阿寒岳」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
※青字部分をクリックすると、そのページが表示されます。
※これまで掲載した記事をご覧いただくには、「ホーム」ページの「インデックス」をご利用ください。